新製品情報2016
シマノ SORAがフルモデルチェンジ&アーバン用コンポーネントMETREAを発表
エントリーグレードのロードバイク完成車に搭載されており、シマノの入門用コンポーネントとしてお馴染みのSORAのフルモデルチェンジが発表され、R3000系となる。新登場したアーバンバイク用コンポーネント「METREA」とあわせて紹介しよう。
4アーム化とシフトケーブルの内装化を実現したシマノ SORA R3000
新型SORA「R3000」グループセットの最大の変更点は、入門グレードながらレースバイクのような雰囲気となったこと。DURA-ACE、ULTEGRA、105、TIAGRAと受け継がれてきた4アーム化の流れが、ついにSORAまで到達。コンポーネントのアイキャッチともなるクランクが、兄貴分のコンポーネントと遜色のないルックスとなっている。
そして、デュアルコントロールレバーのシフトケーブルが内装可能となったことも見逃せない。シフターから飛び出したケーブルルーティングではなく、ハンドル周りをスッキリ見せることができるようになったのは朗報だ。加えて、クランク、シフター、ブレーキ、ディレイラーが、上位グレードのコンポーネントと同様のブラック/グレーのグロス仕上げとされていることもポイントだ。これらによってSORAが搭載された完成車は印象が一気に変わるだろう。
このようにルックスがガラリと変わったSORA「R3000」だが、ギアの段数は9スピードと変わりない。ただ11-34Tというワイドレンジのカセットスプロケットが用意されているため、旧SORAよりもヒルクライムへ対応しやすくなっている。クランクセットは50-34Tというダブル(FC-R3000)と50-39-30Tというトリプル(FC-R3030)の2種類。
フラットバーバイク用のコンポーネントとして、5アームのフロントダブルのクランクセット「FC-R3000-CG」とトリプルの「FC-R3030-CG」もラインアップ。ラピッドファイヤープラスのシフター「ST-R3000/30」とOptislickケーブルに対応するブレーキレバー「BL-R3000」も登場している。
そして、SORAグレードのディスクブレーキも新たにラインアップに加わった。キャリパー「BR-RS305」はシマノが提唱するフラットマウント規格を採用したメカニカル仕様。組み合わせるローターはスチール、ステンレススチールの2種類が用意されている。加えて、AX720という12mmのEスルー対応ハブを組み込んだWH-RX31ホイールセットも登場している。
アーバンバイク用ハイエンドコンポーネント シマノ METREA
2014年のユーロバイクにて参考出品の形で発表されたアーバンバイク用ハイエンドコンポーネント「METREA(メトレア)」が遂に正式発表された。金属の質感を活かしたミニマルでクリーンなデザインが目を引くグループセットとなっている。
メトロポリタン(metropolitan)とリアル(real)から取られたモデル名が示す通り都市圏で自転車を常用するアーバンライダー達へ向けて開発された新型コンポーネント「METREA」。「アーバンスポーツ」という新たなカテゴリのために生み出されたこのコンポーネントは、速さと快適さを併せ持つ戦略的なモデルとしてデビューすることになる。
機能的でありながら、シンプルでエレガントなデザインを与えられたMETREAだが、その根底にはシマノが誇る様々なテクノロジーがある。特に、フロントシングルドライブトレイン、専用チェーンガード、油圧ディスクブレーキ、ブルホーンバー用STIレバーなど、アーバンライドにフォーカスした様々な新機軸は、これまでのシマノコンポーネントのレガシーの上に成り立っているものだ。
コンポーネントの顔ともいえるクランクは、4アームデザインを採用しつつも、よりスリムなデザインに。専用チェーンガードを装備することで、裾汚れを気にすることなく乗りまわせる使い勝手の良さとまとまりのあるスタイリングを両立している。42Tのシングル仕様と、46-32Tのダブル仕様が用意されるため、自分のフィールドに合わせて選ぶといいだろう。ちなみにフロントシングルを採用するのは、シマノのオンロード用外装変速コンポとしては初となる。
ブレーキはシマノが推し進める新規格、フラットマウントに準拠する。フラットバー用のブレーキレバー&シフトレバーに加えて、「ST-U5060」というブルホーンバー用のデュアルコントロールレバーが用意される。TT用レバーのような外見であるが、シフトはワイヤー引き、ブレーキは油圧ということで中身は全くの別物。これまで、この形状では市場に無かった新たな組み合わせのレバーとなる。
合わせて、WH-U5000と名付けられたホイールセットも用意される。ディスクブレーキ専用のクリンチャーホイールとなる。アクスルは9mmクイックレリース仕様。
一昨年の発表から、首を長くして待っていた人も多かったであろうMETREA。気になるデリバリーは6月以降に開始される予定だ。
製品の詳しい情報や価格などは後日発表予定だ。
4アーム化とシフトケーブルの内装化を実現したシマノ SORA R3000
新型SORA「R3000」グループセットの最大の変更点は、入門グレードながらレースバイクのような雰囲気となったこと。DURA-ACE、ULTEGRA、105、TIAGRAと受け継がれてきた4アーム化の流れが、ついにSORAまで到達。コンポーネントのアイキャッチともなるクランクが、兄貴分のコンポーネントと遜色のないルックスとなっている。
そして、デュアルコントロールレバーのシフトケーブルが内装可能となったことも見逃せない。シフターから飛び出したケーブルルーティングではなく、ハンドル周りをスッキリ見せることができるようになったのは朗報だ。加えて、クランク、シフター、ブレーキ、ディレイラーが、上位グレードのコンポーネントと同様のブラック/グレーのグロス仕上げとされていることもポイントだ。これらによってSORAが搭載された完成車は印象が一気に変わるだろう。
このようにルックスがガラリと変わったSORA「R3000」だが、ギアの段数は9スピードと変わりない。ただ11-34Tというワイドレンジのカセットスプロケットが用意されているため、旧SORAよりもヒルクライムへ対応しやすくなっている。クランクセットは50-34Tというダブル(FC-R3000)と50-39-30Tというトリプル(FC-R3030)の2種類。
フラットバーバイク用のコンポーネントとして、5アームのフロントダブルのクランクセット「FC-R3000-CG」とトリプルの「FC-R3030-CG」もラインアップ。ラピッドファイヤープラスのシフター「ST-R3000/30」とOptislickケーブルに対応するブレーキレバー「BL-R3000」も登場している。
そして、SORAグレードのディスクブレーキも新たにラインアップに加わった。キャリパー「BR-RS305」はシマノが提唱するフラットマウント規格を採用したメカニカル仕様。組み合わせるローターはスチール、ステンレススチールの2種類が用意されている。加えて、AX720という12mmのEスルー対応ハブを組み込んだWH-RX31ホイールセットも登場している。
アーバンバイク用ハイエンドコンポーネント シマノ METREA
2014年のユーロバイクにて参考出品の形で発表されたアーバンバイク用ハイエンドコンポーネント「METREA(メトレア)」が遂に正式発表された。金属の質感を活かしたミニマルでクリーンなデザインが目を引くグループセットとなっている。
メトロポリタン(metropolitan)とリアル(real)から取られたモデル名が示す通り都市圏で自転車を常用するアーバンライダー達へ向けて開発された新型コンポーネント「METREA」。「アーバンスポーツ」という新たなカテゴリのために生み出されたこのコンポーネントは、速さと快適さを併せ持つ戦略的なモデルとしてデビューすることになる。
機能的でありながら、シンプルでエレガントなデザインを与えられたMETREAだが、その根底にはシマノが誇る様々なテクノロジーがある。特に、フロントシングルドライブトレイン、専用チェーンガード、油圧ディスクブレーキ、ブルホーンバー用STIレバーなど、アーバンライドにフォーカスした様々な新機軸は、これまでのシマノコンポーネントのレガシーの上に成り立っているものだ。
コンポーネントの顔ともいえるクランクは、4アームデザインを採用しつつも、よりスリムなデザインに。専用チェーンガードを装備することで、裾汚れを気にすることなく乗りまわせる使い勝手の良さとまとまりのあるスタイリングを両立している。42Tのシングル仕様と、46-32Tのダブル仕様が用意されるため、自分のフィールドに合わせて選ぶといいだろう。ちなみにフロントシングルを採用するのは、シマノのオンロード用外装変速コンポとしては初となる。
ブレーキはシマノが推し進める新規格、フラットマウントに準拠する。フラットバー用のブレーキレバー&シフトレバーに加えて、「ST-U5060」というブルホーンバー用のデュアルコントロールレバーが用意される。TT用レバーのような外見であるが、シフトはワイヤー引き、ブレーキは油圧ということで中身は全くの別物。これまで、この形状では市場に無かった新たな組み合わせのレバーとなる。
合わせて、WH-U5000と名付けられたホイールセットも用意される。ディスクブレーキ専用のクリンチャーホイールとなる。アクスルは9mmクイックレリース仕様。
一昨年の発表から、首を長くして待っていた人も多かったであろうMETREA。気になるデリバリーは6月以降に開始される予定だ。
製品の詳しい情報や価格などは後日発表予定だ。
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