3月と4月は新旧交代の季節です。移動が多いこの時期に、必要となるのが宅配サービス。必要不必要にかかわらず、様々な物が送られます。
そこで、忙しくて集配に来てもらえない人のために、宅配便をコンビニから送る方法をご紹介します。ここでは最新の情報をお知らせします。
目次
宅配便をコンビニから送る方法
近くのコンビニへ行って、レジで荷物を預けます。基本的な作業はこれだけです。しかし、どうも訊くのが面倒だとか、訊きたくない人もいるでしょう。ネットに流れているのは少し古い情報だったりもするので、最新のものが知りたいところです。
それでは、順を追って、宅配便をコンビニから送る方法を説明します。手順はたったの5つです。簡単ですから、全てこの場で覚えられますよ。
1. 自宅で荷作りをして梱包する
コンビニでは、荷物を梱包する箱は置いていない場合がほとんどです。ダンボールはあるでしょうが、あなたが必要とするサイズかどうかは分かりません。
宅配専用の紙袋(コンビニにも置いている場合がある。要確認)では送れない物を送りたい時は、自宅で梱包してから持ち込みましょう。
これはある意味裏技ですが、薬局には比較的綺麗で大小様々な段ボール箱があります。一度、確認してみて下さい。
2. 荷物をコンビニまで持って行く
車があれば便利ですが、無ければ、台車を使うか手に持って行くしかありませんね。小さな荷物なら簡単ですが、大きくなると厄介です。そんな時は、中身と箱は別々にして、コンビニで詰めるのも一つの手です。ただし、他人に見られても恥ずかしくないような工夫が必要です。
3. 店員さんに伝票をもらって必要事項を記入する
荷物を持ち込む前に、予め伝票を渡してくれるお店もありますが、基本的には店でもらって店内で記入します。伝票は着払い(相手が料金を払う)用と、元払い(あなたが料金を払う)用がありますので、事前に支払い方法を決めておく必要があります。下に、それぞれの伝票のサンプル写真を載せていますので、ご確認下さい。
着払い用伝票
元払い用伝票
書き込むのは、送り先と自分の情報です。
- 名前
- 住所(郵便番号含む)
- 電話番号
になります。
必要事項を記入した際には、相手先の情報をメモしておく事をおススメします。
さらに、何を送るのかを記入するところがありますが、ここへはあまり詳しく書く必要はありません。「衣類」とか「日用品」とかとで大丈夫です。
ご注意)書き込む場所には、自分の情報か相手の情報かを、よく確かめてから記入しましょう。相手の住所に自分の住所を書き込んだり、その逆をしたりしないようにしましょうね。もし、受取人があなた自身の場合は、受取人住所はあなたの住所になりますので、お間違いなく。
4. 重量とサイズを測ってもらい支払いをする
荷物の重量とサイズを測ってくれますので、元払いの場合はその場で支払いをします。着払いならあなたがお金を払う必要はありません。荷物を店員さんに預けて終わりです。
価格は、サイズと配送距離によって変わるので、こちらの「宅急便運賃」で確認して下さい。おおよその目安を知っておくと便利です。
送り先の都道府県をクリックすると、ずらずら~っと発送地域ごとの料金が表示されます。
料金は思ったよりもかかることがあるので、少し余分に用意しておいた方がいいかもしれませんね。
5. 伝票の控えを必ずもらって下さい
支払いが終われば、送った荷物の伝票の控えがもらえます。ここまで来れば、後はコンビニ側のお仕事です。あなたは安心して家に帰れます。
万が一、事故か何かで荷物が届かなかった場合は、この伝票の控えが重要になります(送ったことの証明になる)。控えは大切に保管しておいて下さい(少なくとも相手に荷物が届くまでは)。
宅配便を送れるコンビニ
クロネコヤマトの宅急便を使うのであれば、以下のコンビニが利用できます。クロネコヤマト以外なら「ゆうぱっく」が利用できますが、ローソン、ミニストップ、セイコーマートに限られてしまいます。
以下が、クロネコの宅急便を扱っているコンビニです。
嬉しいことに、荷物をコンビニに持ち込むと、通常価格から100円割り引いてくれます。
しかし、いかにクロネコでも、コンビニからは送れない荷物もあります。それは、クール宅急便です。
クール宅急便以外で利用できるサービスは、宅急便発払い・着払い、ゴルフ宅急便、スキー宅急便、空港宅急便、往復宅急便、複数口宅急便、ヤマト便発払い・着払いです。
ただし、一部サービスの取り扱いをしていない店舗もあるので、事前に確認が必要です。
このマークがあるコンビニなら安心です。
ちょっとした荷物を送る場合
小さな本やちょっとした書類を送る場合には、クロネコのメール便が便利でした。しかし、平成27年3月31日をもって、クロネコメール便のサービスは廃止されました。信書を送る利用者が増えたので、規制がかかったのです。
しかし、今でもそれに相当する便利なサービスがあります。それが、宅急便コンパクトです。他には、ネコポスとDM便がありますが、こちらはコンビニでの利用ができません。
宅急便コンパクトについて
クロネコヤマトのホームページでは、以下のことを謳っています。
宅急便60サイズよりも小さな荷物を送る際に便利でオトクです。
3つの割引サービスをご利用いただけます。
2種類の専用BOXで手軽に送ることができます。
ただし、2種類の専用BOXに入る、小さな荷物だけを取り扱いしています。2種類の専用BOXはそれぞれ65円(税込)かかります。
その荷物は、専用薄型BOX 縦24.8cm × 横34cm(外寸)
専用BOX 縦25cm × 横20cm × 厚さ5cm(外寸)の二つです。
これ以外のサイズは扱っておらず、メール便よりは便利になりました。
こちらの荷物に関しても、取扱店への持込みとなるので、1個につき合計金額より100円引きになります。
宅急便コンパクト取り扱いコンビニ
このマークがあるお店で
まとめ
引越しシーズンは、何かと忘れ物も多くなります。友達から借りていたCDや本など、わざわざ梱包するまでもないような荷物が出て来ることもしばしばです。
そんなとき、宅急便コンパクトは超便利です。
自宅に送りたい荷物や、元カレや元カノに送り返したい荷物が出て来るのもこの時期です。そんな時は、わざわざ集配に来てもらうよりもさっさと送り返してスッキリしましょう。😂
とにかく、郵便局まで足を運ぶよりも便利で早いコンビニ宅急便です。これからの季節は、大いに活用しちゃいましょうね。