ソウル瑞草署は28日までに、偽造された額面5000億円相当の日本の債券を担保に現金50億ウォン(約4億5800万円)を受け取ろうとしたグループ3人が検挙した。同署はグループを指揮した残る1人の行方を追っている。
同署は偽造有価証券行使と詐欺未遂の疑いで、Y容疑者(73)とS容疑者(59)を逮捕し、K容疑者(57)を在宅のまま取り調べている。
問題の債券は香港で偽造されたもので、3人に偽造債券を見せ、犯行を共謀したL容疑者(70)は全国に指名手配された。
逮捕された2人は取り調べに対し、「偽造債券だとは知らなかった」と犯行を否認しているという。