2月生まれの長男がおりまして、本当によく「早生まれはかわいそうね」という言葉をかけられたりします。え?早生まれってかわいそうなの?と息子が生まれてはじめて、そんな世間の考えを知ったのです。
かわいそうなことあるかなーと、3月末生まれの私は考えてみました。
早生まれの子はかわいそう
『ワーキングマザーは夢をみる』のmemiさんの記事を読みました。memiさんの娘さんも2月生まれで、人からよくこの言葉をかけられるんだとか。
確かに、本当に言われること多いんですよね。
私の場合は、自分自身が早生まれなので「へー、そんな風に思われてるんだー」というぐらいで特になんとも思いませんが、中にはバースコントロールして早生まれを避けるとかいう意見もあり、それは気にしすぎ!と思ってしまいます。
これまでの私の人生で「早生まれで損した!」と感じたことは一度もないし、息子の成長に関してもそう。何も気にすることないんだけどね。
「早生まれがかわいそう」とされるポイントは以下のような感じです。
早生まれかわいそうポイント
周りと比べて体が小さい
早生まれの子は小さいという、この体格差に関していうとノーです。
1歳2歳の段階で、すでに生まれ順よりも遺伝的要素が強いと実感しています。確かに2月生まれの息子はずっと小柄なんですが、同級生を見渡しても1月〜3月生まれで大きい子は普通にいます。
小学生になって急に伸びたわけではなく、その子たちは保育園のころからずっと大きかったですね。親同士を見比べるとその身長差は歴然なので、うちの子が小さいのは2月生まれというよりも、私や夫の影響だと思いますね。ごめんよ。
発達を心配される
私は普通の幼稚園に通っていたんですが、なぜか私だけ「お受験」させられました。というのも、3月末生まれで背も低い私が幼稚園でやっていけるかどうかと、テストさせられたのです。
当時のことはよく覚えているんですが、お遊戯室に貼られたカラーテープの上を歩けるかとか、名前を聞かれたりとかそんな感じでした。もちろん問題なしです。
息子においても、保育園生活で気になるほど、言語や知能などの発達に差を感じたことはありませんでした。
勉強についていけない
小学生になった長男ですが、勉強も特に問題ありません。親バカですが、よくできる方かなーと思っているぐらいで、人より遅れているというのは感じたことはありません。
私自身の経験からいっても、学校でついていけないと感じたことはないし、生まれ月なんてものを意識したことはありませんでした。
4月生まれの子のほうが大変?
むしろ、4月生まれのお母さんのほうが、発達を気にするというのも親になって感じたことです。「2月生まれの長男くんができるのにうちの子は!」と焦るのはたいてい4月生まれです。
4月生まれの子をもつ私の姉も「その気持ちは分かる。それに、何をやっても”4月生まれだからねー”と言われるのがイヤ」だと言っていました。
できるできないは個人差でしょう
運動が得意な子、勉強が得意な子、活発な子、おとなしい子。どれも個人差でしょう。どちらかといえば「できないことがあると生まれ月のせいにする」ってだけなんじゃないの?と感じています。
長男はジャングルジムとかもなかなかできなかったんですが、2月生まれのせいじゃなくて、怖がりだからです。
生まれ月でできるできないを測るなんて、アホみたいな話だなーと3月末生まれを40年近く生きてきた私は思うわけです。
みんなと同じって必要?
それにね、みんなと横並びである必要はまったくありません。そんなものになんの意味もありません。何月に生まれようと問題なしです。
ただ早生まれの最大のデメリットをひとつだけ言わせれもらえば、新生児期の夜中の授乳がめちゃくちゃ寒い! 暖かい時期に生まれの子どもを持つ友人の快適さにはやられた!と思いました。