社会のさまざまな分野で指導的な立場にある元老たち236人が29日、韓半島(朝鮮半島)への戦術核兵器再配備を求め「北朝鮮の核廃棄に向けた1000万人署名運動本部」を立ち上げた。代表は元海軍参謀総長のキム・ヨングァン氏、元大韓弁護士協会会長のイ・セジョン氏、ソウル教会元老牧師のイ・ジョンユン氏の3人が共同で務める。
同本部は29日に韓国プレスセンターで発足式を行うと同時に、本格的な署名運動の開始を宣言した。署名は主にネットで集め、参加者には太極旗(韓国の国旗)バッジを配布することで「太極旗バッジを着ける運動」も同時に行う。元国防部(省に相当)次官で同本部の執行委員長を務める李廷麟(イ・ジョンリン)氏は「今後3カ月以内に500万人の署名を集める」とした上で「韓国政府はもちろん、米国政府にも代表団を派遣し、韓半島への戦術核兵器再配備を求めていきたい」と述べた。