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陰口を叩いた後しっかり後悔したはずなのにまた言ってしまうのはなぜか

占い師の心理学

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人の悪口を言うのは脳に悪いという。
なぜなら脳は主語を理解できないから。
自分の言葉を自分のこととして受け止めてしまい、人の悪口を言うと脳は自分が悪口を言われているように捉えてしまうのだ。だから悪口を口にすると自分も傷つき気分が悪くなる。
僕にも覚えがある。人の悪口を言って、ひどく落ち込んで後悔。
悪口、陰口にはとにかく良い思い出がない。
言わないのが一番で、平和に、穏便に過ごしていきたいと思っている。
もう二度と陰口など叩くものか。転職など、環境が変わった時など特にそう思った。
強く心に誓うのだ。

だけどまた言ってしまう。

なぜ脳に、そして自分自身の評価にも悪影響をもたらす陰口・悪口を口にするという行為を人は繰り返してしまうのか?

陰口・悪口の正体

妙な話しだ。脳に悪い影響があり、不快になるとわかっていて繰り返す。ここだけ抜き取ると完全に愚か者の行いである。
そしてこの症状は何かに似ている。
脳に悪影響をもたらし、不快になり、時に健康にも被害をもたらすもの。
そう、酒やタバコなどの嗜好品にそっくりなのだ。

陰口や悪口もそれら嗜好品と同じく、脳に快感をもたらすのである。

だから人は繰り返す。快感をくれ、悪口を言えと脳が訴えるのだ。一度この味を知ったらなかなかやめられるものではない。まさしく酒やタバコと一緒だ。
悪口は嗜好品。
依存度は低いことを願うが。

じゃあやっぱり悪口は叩くべきではない?

そうとも言い切れない。悪口にストレス発散の効果があるのは確かであり、時には仲間との連帯感を強めるコミニケーションツールの役割を果たす。
一概に悪とは言えず、しかしできるだけ叩かない方がいいとも言える。

「連合の法則」というものがあって、人は話しの内容と話してる人のイメージを無意識に結びつけてしまうものなのだ。

悪口を言えばその人はどんどん自分の中で悪い人になってしまう。
陰口を聞かせる相手への影響も大きい。人に言われて印象が変わることは誰にでも経験があることだろう。
悪口が実生活に直接被害をもたらすことも珍しいことではない。

壁に耳あり、障子に目あり。
どこで誰が聞いてるとも知れない。
言いすぎにはご注意を。
何事も加減が大事だ。

ヘタクソな陰口

働くなり、生活するなり、日々人とコミュニケーションをとっていると、僕も自分が陰口叩かれてるなと、感じることがある。
んで、実際に叩かれてたりするわけだが、あまり気にしていない。正直、自分も他人のことを口にしてしまうことはある。できるだけ意見を求められたら述べるようにつとめているが努めているが。まったく言わないし言われないということはないと思っているので大抵のことは寛大に受けとめいる。
だがたまに、こいつ陰口ヘタクソだな~、と思う奴がいる。
それはすぐにバレるとかそういうことではなく。
加減を知らなかったり、単なるチクリになっていたり。
良いところを認めないなど。
悪口は悪口だけを言っていてはダメなのだ。

言うなら悪い影響はできるだけ最小に収めるよう意識して口にしよう。