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マネタリーベース 3か月連続で過去最高3月2日 12時47分
日銀が市場に供給しているお金の量を示す「マネタリーベース」は、大規模な金融緩和を続けていることで、先月末時点で358兆円余りと、3か月連続で過去最高を更新しました。
マネタリーベースは、世の中に出回る紙幣と硬貨、それに、民間の金融機関が日銀に預けている資金である「当座預金」の残高を合わせたもので、日銀が市場に供給しているお金の量を示しています。
日銀の発表によりますと、先月末時点のマネタリーベースの残高は358兆8015億円と、前の月と比べて403億円増え、3か月連続で過去最高を更新しました。
これは、日銀が目標とする2%の物価上昇率の達成を目指しマネタリーベースを年間80兆円増やすペースで国債などを大量に買い入れ、市場に巨額の資金供給を続けているためです。しかし、原油価格の下落などの影響で、ことし1月の消費者物価指数は、前の年と比べて横ばいにとどまり、日銀の目標からは程遠い状況になっています。
こうしたことから、日銀は先月からマイナス金利政策を新たに導入して、さらに金融緩和を進めています。
日銀の発表によりますと、先月末時点のマネタリーベースの残高は358兆8015億円と、前の月と比べて403億円増え、3か月連続で過去最高を更新しました。
これは、日銀が目標とする2%の物価上昇率の達成を目指しマネタリーベースを年間80兆円増やすペースで国債などを大量に買い入れ、市場に巨額の資金供給を続けているためです。しかし、原油価格の下落などの影響で、ことし1月の消費者物価指数は、前の年と比べて横ばいにとどまり、日銀の目標からは程遠い状況になっています。
こうしたことから、日銀は先月からマイナス金利政策を新たに導入して、さらに金融緩和を進めています。