英語ネイティブが話を聞くとき、ほとんど相槌を打たないのを不思議に思ったことはないか。
日本語だと話を聴きながら「うん、うん、そうだよね、うん」などとあいづちをうつ。
しかしネイティブは打たない。
ずーっと静止している。
あれ、聞いてるのかな??
と最初は不安になっていた。
しかも、時にはうつむいたままじっと静止。
ピクリともしない。
あれ〜、もしかして寝てるのかな・・・。
と不安になるが、私の話が終わった瞬間に急に顔をあげてしっかりとした意見を言い始める。
ちゃんと聞いてたんだ!!
と驚く。
ネイティブは相槌をうたないのだ。
知らなかった・・・。
なんであいづち打たないんだろう。
英語には元からリズムがあって抑揚が激しいから、あいづちでリズムを作ってもらう必要がないからだと推測。
日本語は平坦だから、あいづちを打ってもらうとリズムができて話やすくなる。
それを知ってから、私も英語の時はあいづちを打たなくなった。
すると、すご〜く楽。
話を聞くことに集中できる。
しかも、あいづち打たないのが当たり前なので「なんで無言なの?」と思われることもない。
英語の時はあいづちしなくていい。
また、こちらが話し終えると間髪入れずに意見を言ってくる。
これもネイティブ特有のリズムがあると推測する。
私は話を聞き終わってからちょっと間が空いて、ゆっくり話始める。
それをネイティブに「すぐ話し始めないと間延びするし、ほかの人が話し始めるので発言の機会がなくなる」と指摘されたことがある。
「そんなこと言われても、持って生まれたリズムなのですが・・・」と困惑した。
文化によってリズムも違うのだろう。
日本人が英語を話す時は、前の人の話を食い気味ぐらいでちょうどいい。