海外でドライブを楽しむ!日本で簡単に国際免許を取る方法


みなさんは海外旅行する際、現地ではどんな交通手段を使いますか?列車に乗ったりバスに乗ったりすると、思わぬ現地の人との触れ合いが楽しかったりしますよね。しかし、どこの国でもスムーズに公共の交通機関が使えるわけではありません。電車やバスの本数が少ない地域もありますし、田舎の方にある名所に足を運びたいときだってありますよね。そんな時に用意しておくと便利なのが国際免許です!

え?そもそも日本の免許じゃダメなの?


海外でも日本の免許証を持っていけばそれでOKだと思っていた人もいるのではないでしょうか。海外で車を運転する際には「国際運転免許証」を取得しておく必要があります。日本の免許証はあくまで日本国内でしか通用しないのですね。
特に現地でレンタカーを手配する時には、国際免許証の提示を求められる所がほとんどです。「レンタカーで自由に街を周りたい」という場合には必須になります。

どこの国でも運転可能?


国際免許は、原則ジュネーブ条約に加盟している国でのみ有効となります。とはいえ調べてみればわかりますが、私たち日本人が主に旅行先として選ぶような国はほとんどがこちらに属しています。ですので、国際免許を持っていればだいたいの旅行先で運転が可能!
人気の旅行先であるドイツ・スイスはジュネーブ条約に加盟していませんが、両国とも規定により国際免許で運転OKになっています。各国で少し規定が違う場合もありますので、まずは自分の渡航先が国際免許で運転可能な国かどうか、前もって調べておくと安心ですね。

意外と簡単!国際免許の取得方法


とはいえ「国際免許ってとるのが面倒そう」と気が乗らない人もいるのではないでしょうか?じつは国際免許はとても簡単に手に入れることができます。
まず国際免許の申請は、各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センター、運転免許試験場などで行えます。運転免許試験場や運転免許センターならば即日発行、東京都の場合混み合っていなければ5分程度で受け取れます。警察署で発行を受ける場合は、最長で2週間程度かかるケースがあります。
かかる費用は都道府県によっても違うのですが、おおよそで3000円以内です。東京都在住の場合は2650円となっています。その他、申請に必要なものは以下の通りです。
・有効期限内の運転免許証
・5cm×4cmの証明写真1枚
・パスポートやチケットなど、渡航を証明できるもの
・申請書類(こちらは窓口で受け取ってその場で記入できます)
また、以前に国際免許証を取得したことがある場合は、そちらも必要になります。
これだけ用意すれば発行してもらえるなんて、思っていたより簡単ですよね。国際免許は取得から1年間が有効期限になります。その間であれば、何度海外旅行をしても利用可能です。逆に言えば1年間で切れてしまうため、「今の所予定はないけど、いずれ使うかも」程度であれば取らない方が良いかもしれません。

国際免許証の使い方


基本的には日本国内の免許証と変わりません。運転する際には携帯しておき、もしも運転中に現地の警察に求められた場合には提示しなければなりません。また最初に述べた通り、レンタカーを借りる際にも提示が必要になります。
国際免許証はその他にも身分証明書として利用できるのが便利な点です。旅行先によっては、パスポートや日本の免許証を外で持ち歩きたくない場合もありますよね。そういった場合でも、国際免許証さえ持っておけばOKなので防犯面でも役立ちます。
いかがでしたか?現地の電車やバスに乗るのも面白いですが、好きな所へ好きな時に行ける車はやっぱり便利なものです。今まで海外旅行先で車を活用していなかった人も、次の旅行では国際免許を使って現地でドライブしてみてはいかがでしょうか。

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