激震 習政権ウオッチ

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中国紙が勇気ある習主席の風刺、メディア検閲へ反発  編集委員 中沢克二

(1/3ページ)
2016/3/2 6:40
情報元
日本経済新聞 電子版
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 中国の新聞はその魂を失い、ついに死んでしまった――。

 中国広東省の新聞、南方都市報が、1面で国家主席、習近平のメディアへの締め付けを勇気を持って批判した、として話題になっている。

 2月20日付の実際の記事の見出しは、中国の多くの新聞と共通だ。

 「(共産)党と(中国)政府が作ったメディアは(大衆に向けた)宣伝のための基地である。その姓は『(共産)党』とすべきである」

 一家の長である共産党の命令に従…

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習主席は2月19日、人民日報、新華社、中央テレビを視察し、“検閲”した(中国中央テレビの映像から)

中国紙が勇気ある習主席の風刺、メディア検閲へ反発 [有料会員限定]

 中国の新聞はその魂を失い、ついに死んでしまった――。
 中国広東省の新聞、南方都市報が、1面で国家主席、習近平のメディアへの締め付けを勇気を持って批判した、として話題になっている。
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中国が実効支配する永興島の衛星写真。2月3日(右)には何もなかった海岸に、14日(左)には地対空ミサイルの発射装置とみられる物体などが点在している(ImageSat International N.V.(C)2016)=共同

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