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「米韓は中国側の関心事を重視せよ」 中国高官、THAAD配備反対を韓国外相に伝達
北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議議長を務める中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表は29日、訪問中の韓国で尹炳世外相と会い、米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に反対する中国の立場を伝えた。聯合ニュースが報じた。
武氏が尹氏を表敬後、記者団に明らかにした。武氏は「米国と韓国が中国側の関心事を重視するよう望む」とも述べた。
武氏は28日、6カ国協議の韓国首席代表、黄浚局・外務省朝鮮半島平和交渉本部長との会談では、THAADに言及しなかった。(共同)