国土交通省は2016年3月1日(火)、首都圏の新たな高速道路料金について、本日付で高速道路会社へ事業許可を行ったと発表しました。
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整備の経緯などから、これまで路線によって異なっていた首都圏の料金体系や車種区分ですが、それを「対距離制」を基本とした料金体系に整理、統一し、起終点を基本とした“継ぎ目のない料金”を実現するのが大きなポイントです。
これにより、例えば都心部の渋滞を避けて圏央道や外環道を利用した場合に料金面で不利にならないよう、ETC車は経路によらず起終点間の最短距離で料金が決定されるようになります。都心へ向かう場合に外環道を使って迂回しても、外環道利用分は全額割引です。
また、料金水準が「高速自動車国道の大都市近郊区間」のものに統一され、割高な圏央道西側区間などで料金水準が引き下げになります。これによって第三京浜や京葉道路といった、逆に料金水準が引き上げになる路線もありますが、それらについては“激変緩和措置”として「高速自動車国道の普通区間」の水準を適用。値上げが抑えられます。
首都高の料金体系も、「高速自動車国道の大都市近郊区間」と同じ対距離制に移行。「都心流入割引」といった割引制度を導入し、当面のあいだは上下限(普通車の場合300~1300円)が設定されますが、現在より安くなる場合もあれば、現在は上限が930円であることから高くなる場合もあります。
このほか、道路側のアンテナと通信して運転支援サービスが受けられる「ETC2.0」搭載車については割引をさらに追加、料金の車種区分を5車種に統一するといった施策が行われます。
この新料金体系への移行は、4月1日(金)午前0時です。
乗りものニュース編集部
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