嶋田達也
2016年3月1日21時25分
落語家の林家三平さんが1日、祖父の七代目林家正蔵さんが作った国策落語「出征祝」を約70年ぶりに口演した。国策落語は戦時中に政府や軍部の方針に合わせて作られた落語で、戦後は演じられていなかった。
「出征祝」は店の若旦那に召集令状が届き、大旦那や番頭が歓送会の準備をする内容。三平さんは昨年、テレビ番組をきっかけに存在を知ったという。
「戦地に行くということは、もう生きては帰ってこれやしない」
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