逮捕の中3少年「警察官に攻撃して、撃ってほしかった」
2016年3月2日(水)0時4分配信 TBS
夜の住宅街に突如として叫び声のようなものが響き渡ります。緊急車両が次々と集まり、辺りはにわかに緊張に包まれました。2月29日午後11時過ぎ、東京・日野市の路上で20代の男性が面識のない中学3年生の少年(15)に突然、包丁で右太ももを刺されました。
通報を受けた警察官が駆けつけると、少年は意外な武器を使って抵抗しました。それは、縄の先に金具のついた「鉤縄(かぎなわ)」。忍者の7つ道具といわれるもののひとつです。
少年は鉤縄を振り回しパトカーに接近。ボンネットを殴打すると車の後方へ回り、鉤縄を投げつけてリアガラスを破壊しました。事件発生直後の現場には少年が使ったと見られる鉤縄が・・・。金属部分は大きく、先端は鋭利に見えます。その威力は、粉々に砕けたリアガラスを見れば一目瞭然です。
「雨戸を開けて外を見た。そしたら警察が『危ないから閉めてください』って」(近所の住民)
「(少年は)おかしいというか、狂っているというか、興奮してるような感じ」(近所の住民)
少年はパトカーを破損させると、刃渡り17.5センチの包丁を持ち、意味不明な言葉を叫びながら警察官に向かっていきました。警告を無視する少年に対し、およそ3メートルの距離まで近づいたところで警察官が少年の足元に向けて拳銃1発を威嚇発砲しました。
「乾いたようなパンという音」(近所の住民)
「警官が拳銃を構えて2〜3メートル先にいたので、その方に向かって(少年が)上に着ていた服を脱ぎ捨てて突進していった感じ」(近所の住民)
「確保しています。大丈夫です」(警察)
少年は公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されました。拳銃の弾は当たらず、少年と警察官にけがはありませんでした。しかし、事件現場の近くにある住宅の壁には威嚇発砲した銃弾が跳ね返ってついたとみられる傷が・・・。
少年は取り調べに対し、こう供述しているといいます。
「警察官に攻撃して、拳銃で撃ってほしかった」(少年の供述より)
警視庁は少年の刑事責任能力の有無などを慎重に調べるとともに、殺人未遂などの疑いも視野に調べる方針です。(01日23:00)
通報を受けた警察官が駆けつけると、少年は意外な武器を使って抵抗しました。それは、縄の先に金具のついた「鉤縄(かぎなわ)」。忍者の7つ道具といわれるもののひとつです。
少年は鉤縄を振り回しパトカーに接近。ボンネットを殴打すると車の後方へ回り、鉤縄を投げつけてリアガラスを破壊しました。事件発生直後の現場には少年が使ったと見られる鉤縄が・・・。金属部分は大きく、先端は鋭利に見えます。その威力は、粉々に砕けたリアガラスを見れば一目瞭然です。
「雨戸を開けて外を見た。そしたら警察が『危ないから閉めてください』って」(近所の住民)
「(少年は)おかしいというか、狂っているというか、興奮してるような感じ」(近所の住民)
少年はパトカーを破損させると、刃渡り17.5センチの包丁を持ち、意味不明な言葉を叫びながら警察官に向かっていきました。警告を無視する少年に対し、およそ3メートルの距離まで近づいたところで警察官が少年の足元に向けて拳銃1発を威嚇発砲しました。
「乾いたようなパンという音」(近所の住民)
「警官が拳銃を構えて2〜3メートル先にいたので、その方に向かって(少年が)上に着ていた服を脱ぎ捨てて突進していった感じ」(近所の住民)
「確保しています。大丈夫です」(警察)
少年は公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されました。拳銃の弾は当たらず、少年と警察官にけがはありませんでした。しかし、事件現場の近くにある住宅の壁には威嚇発砲した銃弾が跳ね返ってついたとみられる傷が・・・。
少年は取り調べに対し、こう供述しているといいます。
「警察官に攻撃して、拳銃で撃ってほしかった」(少年の供述より)
警視庁は少年の刑事責任能力の有無などを慎重に調べるとともに、殺人未遂などの疑いも視野に調べる方針です。(01日23:00)