【ソウル聯合ニュース】韓国とイランによる「経済共同委員会」が29日(現地時間)、テヘランで10年ぶりに再開される。
両国は一時、年間170億ドル(約1兆9400億円)を超える貿易規模を誇っていた。2011年の韓国の対イラン輸出額は60億7000万ドルで、輸入額は113億6000万ドルだった。貿易規模174億3000万ドルは両国の貿易史上最高となった。
だが、イランに対する欧米の経済制裁が本格化し、韓国の対イラン輸出額は15年に37億6000万ドルに落ち込んだ。輸入額も23億6000万ドルに減り、両国の貿易規模は61億2000万ドルにとどまった。
イラン政府が推進する大型インフラプロジェクトに韓国企業が参入する場合、数年内に「失われた交易」の約100億ドルを取り戻すことができる。
この10年間、イランの輸出市場で韓国が占める割合も大きく低下した。00年、韓国はイランの2番目に大きい輸出先だった。イランの輸出市場に占める割合は13%に達したが、14年には7%に低下し、5番目の輸出先となった。
韓国の15年のイランへの輸出品目は合成樹脂(4億600万ドル)が最も多く、乗用車(4億200万ドル)、テレビ(3億3000万ドル)、自動車部品(2億9600万ドル)などだった。一方、輸入額の93.2%は原油(22億100万ドル)だった。
資源国のイランへの経済制裁が解除され、回復の流れは鮮明になる見通しだ。イランにはサムスン電子など大企業を中心に韓国企業約10社が進出している。12年からは新規法人の設立が中断されているが、韓国企業の進出も本格化する見込みだ。