白マム印 日本のこと日本のもの
06
2015-11-2,3 滞在
←前回

光台院 本堂破風
一人で宿泊するには静かすぎる光台院さんですが、
暖かいお部屋にフカフカ寝具でぐっすりと寝て
気持ちのよい朝を迎えました。


↑山の神様に向かってでしょうか。
榊とお供えが庇の下にしつられて
ありました。
この中庭の先には樹々に見え隠れ
していましたが優美な多宝塔が建立されて
います。
この多宝塔は、大正5年に新しくつくられたものです。

本来ここにあった多宝塔は
桃山あるいは鎌倉時代に建立されたものですが
大正5年に大阪の藤田男爵が光台院より買い取り
現在の藤田美術館に移築されました。
その時に、
藤田男爵のによって同じ多宝塔が作られて
光台院に寄進されました。

朝の境内は靄がかかっています。

6時30分より本堂にて
勤行です。
昨夜の夕食時ですが、
襖を隔てた座敷から食器のかちあう音が
響いて不思議に思っていましたが
謎がとけました。
外人さんでした。
大きな声では言えませんので近寄って
ください。
実はね、
「雑」。。。
勤行に集まった泊り客は
私をいれて4人です。
泊まり客全員集合。
本堂の写真がなく残念ですが
本堂は目を凝らすと
襖絵は豪華絢爛。
天井、柱と極彩色のきらびやかな
ものでした。
快慶のお仏像様にふさわしい
内陣、外陣です。
お勤めが終わると
ご本尊の近くにて拝観することを
許されました。

快慶作阿弥陀三尊(左より勢至菩薩、阿弥陀如来、観音)
お美しい。
この言葉以外には
言葉がみあたりません。
この阿弥陀如来三尊は
快慶晩年の最高傑作といわれています。
無駄のない彫、
リズミカルな姿。
快慶の常で
破綻しているところがありません。
快慶は
このお像の影にいたるまで考え抜いて
作造したといいます。
光りの投影によって影も
刻々と美しく変化するそうです。
<下記↓は平成21年8月に拝観したときの記述です>
快慶作のこの三尊は後補や後付けがない保存状態のよい
完全なものとして最善美のお作といわれています。
その言にたがわないお仏像です。
三尊とも寄木造に玉眼で、衣には截金文様がおかれています。
中尊の阿弥陀如来像の慈しみ深いけれど、お厳しいお顔。
そして脇侍の勢至、観音菩薩さまの少しおひざを屈めて
私たちに近寄ろうと、あるいはこちらにまねくようなお姿に
頭がさがります。
宝冠、瓔珞(ようらく)、蓮華座にいたるまで最高の
技術をみることができるお仏像様です。

勢至菩薩

観音菩薩

阿弥陀如来
このご三方が
お迎えにおいでになるのならば
喜びて
いきましょうぞ。
彼の地へ。
つづく→
2015年11月2日3日
光台院 滞在記 1 序
2 破風飾り
3 快慶作 阿弥陀三尊像
4 重森三玲の庭
5 本堂外観
備忘録
11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂、小子房、灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院、悲田院、戒光院)→
三十三間堂本坊妙念院→三十三間堂→京博(琳派展)→
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山→霊宝館
→大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院→金剛峯寺→根本大塔→奥之院→遍照光院→東京
赤字:特別拝観
青字:要電話
←前回
光台院 本堂破風
一人で宿泊するには静かすぎる光台院さんですが、
暖かいお部屋にフカフカ寝具でぐっすりと寝て
気持ちのよい朝を迎えました。
↑山の神様に向かってでしょうか。
榊とお供えが庇の下にしつられて
ありました。
この中庭の先には樹々に見え隠れ
していましたが優美な多宝塔が建立されて
います。
この多宝塔は、大正5年に新しくつくられたものです。
本来ここにあった多宝塔は
桃山あるいは鎌倉時代に建立されたものですが
大正5年に大阪の藤田男爵が光台院より買い取り
現在の藤田美術館に移築されました。
その時に、
藤田男爵のによって同じ多宝塔が作られて
光台院に寄進されました。
朝の境内は靄がかかっています。
6時30分より本堂にて
勤行です。
昨夜の夕食時ですが、
襖を隔てた座敷から食器のかちあう音が
響いて不思議に思っていましたが
謎がとけました。
外人さんでした。
大きな声では言えませんので近寄って
ください。
実はね、
「雑」。。。
勤行に集まった泊り客は
私をいれて4人です。
泊まり客全員集合。
本堂の写真がなく残念ですが
本堂は目を凝らすと
襖絵は豪華絢爛。
天井、柱と極彩色のきらびやかな
ものでした。
快慶のお仏像様にふさわしい
内陣、外陣です。
お勤めが終わると
ご本尊の近くにて拝観することを
許されました。
快慶作阿弥陀三尊(左より勢至菩薩、阿弥陀如来、観音)
お美しい。
この言葉以外には
言葉がみあたりません。
この阿弥陀如来三尊は
快慶晩年の最高傑作といわれています。
無駄のない彫、
リズミカルな姿。
快慶の常で
破綻しているところがありません。
快慶は
このお像の影にいたるまで考え抜いて
作造したといいます。
光りの投影によって影も
刻々と美しく変化するそうです。
<下記↓は平成21年8月に拝観したときの記述です>
快慶作のこの三尊は後補や後付けがない保存状態のよい
完全なものとして最善美のお作といわれています。
その言にたがわないお仏像です。
三尊とも寄木造に玉眼で、衣には截金文様がおかれています。
中尊の阿弥陀如来像の慈しみ深いけれど、お厳しいお顔。
そして脇侍の勢至、観音菩薩さまの少しおひざを屈めて
私たちに近寄ろうと、あるいはこちらにまねくようなお姿に
頭がさがります。
宝冠、瓔珞(ようらく)、蓮華座にいたるまで最高の
技術をみることができるお仏像様です。
勢至菩薩
観音菩薩
阿弥陀如来
このご三方が
お迎えにおいでになるのならば
喜びて
いきましょうぞ。
彼の地へ。
つづく→
2015年11月2日3日
光台院 滞在記 1 序
2 破風飾り
3 快慶作 阿弥陀三尊像
4 重森三玲の庭
5 本堂外観
11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂、小子房、灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院、悲田院、戒光院)→
三十三間堂本坊妙念院→三十三間堂→京博(琳派展)→
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山→霊宝館
→大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院→金剛峯寺→根本大塔→奥之院→遍照光院→東京
赤字:特別拝観
青字:要電話
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