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 関西電力は1日、福井県美浜町の山中で午前10時8分ごろ、送電鉄塔の工事用の資材約800キロがヘリコプターから落下したと発表した。けが人はなかった。

 関電によると、美浜原発につながる送電線の鉄塔の建て替え工事中だった。下請けをしているヘリコプター運航会社の朝日航洋(東京都江東区)の大型ヘリから、電線の絶縁に使う部品「ガイシ」計約800キロが落ちたという。ヘリは近くの基地から、木箱に入ったガイシを網で包んでつり下げ、現場に運ぶ途中だった。関電と朝日航洋が原因を調べている。