牡蠣が好きすぎて、前世はラッコだと思っている皆さんこんにちは。
「うなぎ」や「餃子」で有名な静岡県浜松市で、新しいご当地グルメが注目を集めていることを知っていますか? 浜松出身で浜松在住の浜松ライター「しまけん」が、そのグルメをご紹介します!
その名は「牡蠣カバ丼」!!
「牡蠣カバ丼」とは、ぷりっぷりの「牡蠣」を、うなぎに使う「蒲焼きのタレ」で味付けした新しい丼。
他にも、浜松の特産品が色々と散りばめられています。
ん?・・・牡蠣?
浜松の隠れた特産品「牡蠣」
浜松にある浜名湖は、全国でも珍しい「海につながっている湖」。いわゆる汽水湖です。
海と山から流れこむ浜名湖の水は栄養満点!生息する生物も豊富で、魚だけでなんと700種類が生息すると言われています。
その浜名湖で養殖されているのが、今回の主役「牡蠣」!
粒が大きいうえに、甘みが強く濃厚な味わいが評判を呼び、知る人ぞ知る名産品となっているのです。
「牡蠣は、生だろ!いや!焼きだろ!」という皆さん!これ…一度食べたら病みつきになりますよ。
百聞は一見にしかず。いざ牡蠣カバ丼へ!!
浜名湖のほとり「弁天島駅」へ!
JR浜松駅から西へ約15分。浜名湖のほとり「弁天島駅」へ到着。
駅から望めるのは、あの「浜名湖」。有名なうなぎ以外にも、今回のお目当てである牡蠣、しらす、海苔など多くの魚介類の産地でもあります。
駅の裏側には、直売所がいたる所に。浜名湖名産「かき」!只今入荷です。
浜松の実力派料亭「浜菜坊」
そして駅から歩くこと5分。到着したのは浜名湖の名店「浜菜坊」。浜名湖で獲れる新鮮な魚介類を使った料亭として地元でも有名です。
これこそ料亭!……と言わんばかりの高級感。
ドキドキしながら、「牡蠣カバ丼」を待ちます…。
未知との遭遇!これが「牡蠣カバ丼」だ!
これ!これこそが「牡蠣カバ丼」!
ぷりっぷりの牡蠣に、蒲焼きのタレというビジュアルがヤバい!
しかも、大ぶりの牡蠣が4つも乗っているという贅沢!
まわりこんで見てみましょう!
牡蠣の肉厚が…ヤバい!!
重さも…ヤバい!!
そして、獲れたての牡蠣は……ぷりっぷり!!
そして、濃厚な牡蠣と、蒲焼きのタレが絶妙にマッチしている!
牡蠣カバ丼の名脇役達
そんな時、鼻をスーっと抜ける柑橘系の匂い……。
これが、牡蠣カバ丼のポイントの1つである「みかんの皮」。丼全体に、黄金色に散りばめられています。
濃厚な牡蠣&タレを味わった後、鼻からみかんの香りが爽やかに抜けていきます。
そしてもう1つのポイントが、この浜松特産「白たまねぎ」。
生でも美味しく食べられるこの「白たまねぎ」に火を通し、より甘さを際立たせます。
ちなみに、浜菜坊さんの火の入れ具合は職人技。完璧です!!
茶碗蒸しも美味しい
定食にすると明太子茶碗蒸しもついてきます!
さっぱりしていて牡蠣カバ丼のお供になること間違いなし!
一緒に味わえる浜名湖の幸
牡蠣カバ丼以外も、浜名湖の恵みを堪能することができます。
こちらは、焼き牡蠣。最後の一滴まで味わいたい一品。
鮮度が命の生シラスも、絶品。日本酒でくいっといきたいですね!
浜名湖を丸ごと食べる「牡蠣カバ丼」!
「牡蠣カバ丼」は、豊かな浜名湖の食材にこだわったご当地グルメ。もはや「浜名湖を丸ごと食べる」と言っても過言ではありません。
そして、それぞれ個性の強い食材をチームとしてまとめ上げているのが蒲焼きのタレ。
「やっぱりおまえがエースだよ!」「おまえがいてこそのチームだな!」と、丼の調和を取っているのが蒲焼きのタレ。まさに、牡蠣カバ丼の首領(ドン)!!
………ドーーーン!!
今まさに火がつき始めてた「牡蠣カバ丼」ですが、なんと牡蠣の季節しか食べられません!
3月中旬頃まで!弁天島へ走れ!!
紹介したお店
浜菜坊
書いたひと
しまけん
浜松市在住のライター。腰回りのお肉がとれない20代。
Twitter:@hamamatsu0324
Webサイト:静岡のすゝめ