ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でクロージング、つまりトリを飾ったのはレオナルド・ディカプリオがオスカーを取ったことで話題になっている「レヴェナント」
2時間37分にも及ぶ大作は僕の首と腰を容赦なく痛めつけた。
(ゆうばり映画祭のイスはパイプイスでとても疲れるのである)
あらすじ
すごく簡単なあらすじを言うと、地理に詳しいレオ様演じるグラスという男が部隊と共に砦を目指す、それを追ってくる原住民。
という感じ。
感想
とにかく寒そうだ。
冬の北海道で映画を見ただけに寒さが想像できちゃうから余計。
アカデミー賞でも脚本賞はノミネートされていないように壮大なストーリーで魅せる作品ではなく、サバイバルの臨場感や、リアリティを楽しむ作品である。
レオ様の演技はこれでもかという程、演技力を必要とされる状況に放り込まれる。
「こんだけ迫真の演技してるんやからオスカーよこさんかい!」という強い気持ちが見え隠れした。
見所はアカデミー賞の撮影賞を3年連続受賞したエマニュエル・ルベツキお得意の長回しのシーンだろう、その場にいるかのような臨場感を味わうことができる。
自然の美しさを厳しさを見事に映像で表現していた。
ぼくも次の作品ではルベツキのような長回しを使ってみよう。
まとめ
たしかに映像も綺麗だし、音楽も素晴らしい。
もちろん演技も。
だから長い時間でも見れちゃうけど、そこまでめちゃくちゃおもしろいかと言われたら、どうだろ。。
なんか評価しないといけない気にさせられるけど、ストーリーはとくにひねりもなく、盛り上がるところや感動するところもなかったのであまり期待しすぎちゃうとよくない。
絶対おもしろいから見て!!とは言えないかな。
それならルームのほうがおすすめ。
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