稲垣大志郎
2016年3月1日09時37分
リウマチで手が不自由なおばあちゃんが、大好きなカニを苦労せずに食べられるようにと、大阪府東大阪市の小学2年、加藤未来人(みくと)君(8)が考案したカニむきロボット「カニニカ」が完成し、28日、製作した町工場の「おっちゃん」たちから加藤君に贈られた。
家族みんなでカニを食べ、「ニカッ」と笑えるようにと名付けられた「カニニカ」。殻をむきにくそうにしていたおばあちゃんのため、加藤君が考えたカニむきロボットのアイデアをカタチにしようと、市内の町工場など約20社が企業の壁を越えて協力し、約9カ月かけて作り上げた。
同市であった贈呈式には加藤君と両親が出席。加藤君が操作してうまくカニの殻が切れると、出席者から大きな拍手が起きた。
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