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遅読家のための読書術
【第5回】 2016年3月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
印南敦史 [書評家・フリーランスライター]

「音楽を聴く」ように「本を読む」には?【後篇】
もう、ため込まない。フロー・リーディングとは?

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「ライフハッカー[日本版]」「NewsWeek日本版」などのニュースサイトに、月60本近くのブックレビュー記事を寄稿し、年間700冊以上の読書量を誇る人気書評家の印南敦史氏。そんな多読生活を送る彼も、数年前までは「1ページ5分」かかるほどの超・遅読家だったという。

遅読にもかかわらず、毎日1本の書評を書くことになった彼がつかんだ、新時代の読書術「フロー・リーディング」とは? 最新刊『遅読家のための読書術』の内容をベースに、「読書スピードの遅さ」や「読書量の減少」に悩む人たちにお届けする。

スマートフォンやSNSが普及したいま、私たちの「読み方」はどんどん「いい加減」になっている。そんななか、本を読むときだけ「これまでどおりの読み方」を続けることができるのだろうか? 現代人に最適化された「フロー・リーディング」とは?

これまでの連載

▼連載 第4回▼
「音楽を聴く」ように「本を読む」には?【前篇】

▼連載 第3回▼
「本を読むのが遅い人」に共通する、たった1つのこと

▼連載 第2回▼
いま「本が読めない人」が増えているのはなぜ?

▼連載 第1回▼
「1ページ5分」だった遅読家が
「1年で700冊」読破できた理由

なぜ読書のときだけは
「お勉強」になるのか?

前回、ずいぶん音楽の話をしましたが、いいたいことはもはやお察しのとおり。
そう、読書にもまったく同じことがいえると僕は考えています。

音楽は必ずしも堅苦しいものとは思われていません。
基本的には「楽しむもの」であり、「落ち着くためのもの」であり、「アガるためのもの」でもあり、つまりは生活者と近い距離にあるわけです。

音楽はカジュアルに楽しめるのに、どうして本を前にすると僕らは身がまえて、変に生真面目になってしまうんでしょうか?
音楽を聴くときみたいに、もっと気軽に受け入れるわけにはいかないんでしょうか?

遅読家というのは、読書に対する「真面目さ」を捨てきれない人のことです。

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印南敦史(いんなみ・あつし) [書評家・フリーランスライター]

株式会社アンビエンス代表取締役。
1962年東京生まれ。広告代理店勤務時代に音楽ライターとなり、音楽雑誌の編集長を経て独立。
「1ページ5分」の超・遅読家だったにもかかわらず、ビジネスパーソンに人気のウェブ媒体「ライフハッカー[日本版]」で書評欄を担当することになって以来、大量の本をすばやく読む方法を発見。
その後、ほかのウェブ媒体「NewsWeek日本版」「Suzie」「WANI BOOKOUT」などでも書評欄を担当することになり、年間700冊以上という驚異的な読書量を誇る。
著書に『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』(KADOKAWA)のほか、音楽関連の著書が多数。


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「なんでこんなに読むのが遅いんだろう…」「以前はもっと本を読めていたのに…」というすべての人へ。積ん読、解消!! 月20冊があたり前になる。なぜ「1ページ5分」の遅読家が年700本以上の人気書評家になれたのか? 音楽を聴くように本を読む――さあ、「フロー・リーディング」の習慣をはじめよう。

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