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イラク ISがシーア派狙った爆弾テロ 24人死亡
3月1日 6時05分

過激派組織IS=イスラミックステートによる大規模なテロ事件が起きたばかりのイラクで、再び、ISによるイスラム教シーア派の地区を狙った爆弾テロが起き、少なくとも24人が死亡しました。
イラクの首都バグダッドから北東におよそ80キロの都市ムクダディヤで先月29日、地元の住民が葬儀のため集まっていたところ、男が身につけていた爆弾を爆発させました。
地元メディアによりますと、この爆発で少なくとも24人が死亡し、50人以上がけがをしたということです。現場では当時、過激派組織ISとの戦闘で戦死したシーア派の民兵組織のメンバーの葬儀が営まれていたということで、事件のあと、ISが「葬儀に出ていたシーア派組織の幹部を狙った」などと犯行を認める声明を出しました。
イラクでは、前の日の28日にも首都バグダッドのシーア派住民が多く住む地区で爆弾テロが起きて70人以上が死亡し、ISが犯行を認めています。
ISに対してはイラク政府がアメリカ軍などの支援を受けて軍事作戦を続け、支配地域を少しずつ奪還していますが、ISは都市部などでテロ事件を繰り返しています。

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