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温室効果ガス「2050年に80%削減」
3月1日 4時23分

温室効果ガス「2050年に80%削減」
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地球温暖化対策を巡って、政府は去年、採択された国際的な枠組みの「パリ協定」を踏まえ、温室効果ガスを2050年に80%削減するとした長期目標を今後の計画案に新たに盛り込む方針を固めました。
地球温暖化対策を巡っては、去年の年末にフランスで開かれた国連の会議、COP21で「パリ協定」が採択され、今世紀後半には世界全体で温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにするよう各国が取り組むことを定めています。
政府はこのパリ協定を踏まえて、今後の温暖化対策の計画の策定を進めていました。その結果、計画案に2050年に80%削減するとした長期目標を新たに盛り込む方針を固めたことが分かりました。
政府はこれまでに2030年に2013年と比べて26%削減するという目標を国連に提出しています。さらに民主党政権の時に閣議決定した長期目標を温暖化対策計画に位置づけることで対策の促進を図りたい考えです。
計画案では2030年までの目標達成に向けて、省エネルギーの徹底や、電気料金の負担を抑えながら再生可能エネルギーの導入を最大限拡大すること、それに安全が確認された原発の活用を図るなどとしています。
政府は、今月4日に開かれる専門家の審議会に計画案を示したうえで、この春をめどに閣議決定する方針です。

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