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自民 京都3区補選の候補者擁立は見送り2月29日 20時10分
自民党は、29日の役員会で、4月に行われる衆議院京都3区の補欠選挙に候補者を擁立せず、同じ日程で行われる、衆議院北海道5区の補欠選挙に全力を挙げる方針を確認しました。
この中で、谷垣幹事長は、宮崎謙介・前衆議院議員の辞職にともなう衆議院京都3区の補欠選挙について、「党の京都府連には、候補者を擁立しない方針を伝えた。京都府連からは、いろいろ意見もあったが、次の衆議院選挙に向けて勝てる候補者を擁立しようということで意見が一致した」と述べました。これを受けて、茂木選挙対策委員長は、「同じ日程で行われる衆議院北海道5区補欠選挙に力を傾注していきたい」と述べ、北海道5区の補欠選挙に全力を挙げる方針を確認しました。このあと、谷垣氏は、記者会見で、「謹慎も必要だ。今、勝てる候補者を出すことはできず、有望な候補者も、惨敗すると先につなげられない。とにかく今は、党勢を立て直して、次の衆議院選挙に向け、きちんとした態勢を作ることに集中していくということだ」と述べました。
一方、候補者を擁立する方向で検討するとしていた共産党の山下書記局長は、記者会見で、「先の野党5党の党首会談で、安全保障関連法の廃止などとともに、選挙協力を行っていくことが合意されているので、それを踏まえた対応になるよう、京都でも検討してもらっている」と述べました。
このほか、衆議院京都3区の補欠選挙を巡っては、民主党が現職の衆議院議員の擁立を決めているほか、おおさか維新の会が、候補者を擁立する方向で検討を進めています。
一方、候補者を擁立する方向で検討するとしていた共産党の山下書記局長は、記者会見で、「先の野党5党の党首会談で、安全保障関連法の廃止などとともに、選挙協力を行っていくことが合意されているので、それを踏まえた対応になるよう、京都でも検討してもらっている」と述べました。
このほか、衆議院京都3区の補欠選挙を巡っては、民主党が現職の衆議院議員の擁立を決めているほか、おおさか維新の会が、候補者を擁立する方向で検討を進めています。