その名も「チャオ ベッラ チンクエッティ」。2015年、「THE ポッシボー」から改名。呪文ではないそうです。先日バラエティー番組に出演した時には、司会の田村淳さん(42)に連呼され、いじられていました。よければ皆さんも口に出してみてください。そらで言えた時には感動します。ちなみに、意味はイタリア語の造語で「きれいなお嬢さん5人組」です(改名直後にメンバー1人が卒業)。
06年、アイドル集団「ハロー!プロジェクト」の研修生らで結成し、その後ハロプロを離れて活動。今年1月27日にはシングル「どうしよう、わたし/一期一会」を発売しました。「どうしよう―」は、幼なじみの男の子を異性として見るようになった女の子の胸中を歌っています。作詞は、ハロプロのグループ「アンジュルム」の元メンバー福田花音さん(20)。実はチャオベラのメンバーと福田さんは、かつて研修生として苦楽を共にした間柄です。後藤夕貴さん(22)は「これまで花音の恋愛観を聞いたことがなかった。妄想で書いた部分もあると言っていたけれど、すごくリアルで同世代の人に共感してもらえるのでは」とうれしそう。
通常盤にのみ収録されている「愛のドタン場」は、相手に浮気された女性の心情を表現。4バージョンあり、冒頭のセリフなどがメンバー別になっています。愛らしい顔立ちからハスキーボイスを繰り出す橋本愛奈さん(23)は、メンバーらから「まるで昼ドラが始まるかのような迫真のセリフ」と絶賛されていました。
8月2日に結成10周年を迎える彼女たちの売りは「観客との距離感が日本一近い」ライブ。リーダーの岡田ロビン翔子さん(22)は「一人の観客をめがけてあおったりもする」と。いつ攻められるか分からないので要注意です。「バンザイしたりタオルを回したりと、一緒にできる振りが多いのでぜひ来て。ファンとの心の距離を縮めたい」と岡田さん。今後、3月19日の梅田クラブクアトロ、5月15日のなんばハッチの大阪公演では、1人分のチケットで2人が観覧できるキャンペーンを展開します。
※写真は左から、岡田さん、橋本さん、後藤さん