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Goodbye University(竹内まりや) 「卒業式な日」

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「Goodbye University」、竹内まりやの楽曲の中で「象牙海岸」と並んで一番好きな曲だ。音源となるyoutubeのリンク先が消去されてしまい、貼り付けることができないのが残念だ。

高校時代、この曲を聴きながら「竹内まりやと同じ大学に行って、卒業時にこの曲を歌うんだ」って受験勉強を重ね、実際、まりやの母校を受験した時は感激した。

しかし、熟慮の末、大学の知名度やブランドよりも、とある学域を極めたいと考えるに至り、まりやの母校と全く関係ない大学を卒業することになってしまった。 

クチの悪いヒトは「隔離病棟」と言ってたっけ(笑)

でもまぁ、この選択で今でも全然満足してる。

 

I can't believe the time has flown away so fast
It's hard for me to say good-bye to you
You're gonna graduate, we're gonna leave the school today

Remember when we used to laugh
Skipping the class together
Those were the happy days I won't forget
So many freiends around
Having a lot of fun out in the sun

One summer night, you took me to a football game
Under the moon you held my hand
And you said we'd never part
Good-bye,University
I don't know what to do from now
‘Cause I won't see you anymore
Good-bye University
Look at the sky it's started to rain

 

この歌詞で歌われているように、学生時代は、「一緒に笑ったり、一緒に授業をサボったり、とても楽しい毎日だったことはきっと忘れないし、たくさんの友達が周りにいて、太陽もいつも輝いていて、楽しいことばかりだった。」

残念だったのは、「夏の晩にフットボールに連れて行って、月の光の下で手を取って『決して離れないよ』って」言えるような彼女を作ることができなかったことかな…

授業と図書館での勉強、合間にテニス、夜はバイト…これが学生生活の全てだった。

大学卒業してどれ位になるのかな。

入試シーズン、卒業シーズンを迎えるたび、未だこの曲と決別できていないでいる自分を発見する。

今日は全国的に「卒業式な日」だ。巣立つ方々へ、思いっ切りの。。。幸あれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の続きを書く。

正直いうと、カッコ悪いのであんまり書きたくないけど、これを書かなきゃ話が進まないので、書く(笑)

高校1年の時、「さっちゃん」と文通してたけど、その都度、「頑張って~!」、「自分に負けないでね~!」とか、彼女が取り組む受験勉強にエールを送っていた。

そして、俺よりも2年先に、彼女は卒業シーズンを迎えた。

受験結果は残念ながら、ほぼ全敗で、止む無く短大に進学することとなったとのこと。

「うわぁ…残念だな…」そう思いながら手紙を読み進めると、最後の方にこんな感じの記載があった。

「3月中に上京して、4月から短大に通いますので、これがあなたへの最後の手紙になります」

うわぁ~!どさくさに紛れて、フラれちゃったよ(;´Д`) 

でもまぁ、彼女からすれば、2級も下の高校1年生である俺と手紙のやりとりしたって、全くメリットがないだろうし、彼女の申し出も当然と言えば当然だよなぁ…

「今までありがとう。素敵なキャンパスライフを過ごされるよう、心より祈っています」

そんな感じで返事を送って、ここで一つの恋が静かに終わった。

「またフラれたよ。でも、坊主は無し!」(笑)

 

顔も知らない相手だったけど、彼女に恋めいた気持ちを持ってたのは否定できない。まぁ、なんと純情な少年だったんだろう。

でも、彼女とは終わってしまったけど、彼女は俺に大切な目標を残してくれた。

「彼女の敵を俺が討つ。真剣に受験勉強を始めよう。彼女の果たせなかった目標である法学部に行こう!法学部に行くなら、中央大学だ!」

その瞬間、スイッチが入った。全身の細胞が活性化して、俺の身体の、ありとあらゆるパワーが受験に向けて走り出した…

 

一応、学費の安さや法学部の実績、大学のブランド等を加味して、志望校なるものをリストアップした。因みに1980年代のデータなので、今とは違っていること言うまでもない。

第一志望 中央大学法学部   英、国、社の3科目入試 

第二志望 慶応義塾大学法学部 英、数、国、社の4科目入試

第三志望 立命館大学法学部  英、国、社の3科目入試

第四志望 日本大学法学部   英、国、社の3科目入試

番外   地元の国立大学   共通一次試験と二次試験

 

当時の早稲田は余りにも授業料が高かった。それに何だか、イマイチ面白くない。野球でいうと巨人みたいで(笑)。だから志望校リストから除外!

もちろん、法学部の実績から言えば、東大が一番だけど、さすがに東大は無理だろう。合格するワケがない。ヒトより1年多く高校生活を送らざるを得なくなった俺にとっては、現役合格が絶対条件だったので、東大は目指すだけ無駄だ。

立命館はとにかく学費が安かった。でも京都だから、ちょっと遠いかな。もっとも、学費で言えば、創価大学がずば抜けて安かったけど、俺は信仰を持たない人間だから、ちょっとねぇ~

 

もっとも、そのようにリストアップしたけど、問題は合格できるか否か。俺の学力と言えば、ようやく中学生レベルを卒業し、高校に突入したばかりの(;´д`)トホホなレベルだ。

今の俺が受験しても、合格できる大学はどこにもない。だから、今後、志望校に合格できる学力をどれだけ積み上げられるかがカギになる。

「今日から、頑張ろう。もうキャディのバイトは止めだ。読書も止め。テレビも止めだ。社会と理科の勉強も始めよう」

こうして、勉強漬けの日々が始まった。

さっちゃんにフラれたお陰だ。再入学以来、ずっと俺は待っていたのかも知れない。こういう化学変化が起きるきっかけを。

フラれちゃったけど、彼女への感謝の気持ちは尽きない。