2016-02-29

ミステリ体質じゃないっぽい

サスペンスの謎を追うことは大好きだが、

展開が乏しく謎だけがみっちり込められてる本格ミステリ(?)というか、そういうのが苦手。

理解できないわけじゃなくて退屈。話を追いかける意義が発生しない。

じゃあエンタメ要素や動機である心理描写を深く追求すりゃいいか、というとそういうわけでもない。

基本的過去回想を多用させちゃ駄目だって話は意識が寸断されるからなんだけど、

ミステリって体裁としては未来に膨らましちゃ駄目なわけです。

多分ミステリ好きの人もこれ自体には気づいてると思う。

最初殺人という結果があって、その結果に対する解を求めるのが話の筋書きになる。

するとどうしても意識過去へ遡ってゆくわけ。過去の一点へ向かって収束する。

絶対に膨らませちゃいけない。これが窮屈でしんどくなる。

余地としてミスリードは沢山のこされるわけだけど、

このミスリードも読まれないように強引なものが見受けられたりする。

合わないんだな。多分。

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