先日、手元にまとまったお金があったらどうするか?について、記事にしました。
こちらでの結論は、あくまで「仮に投資するなら」の前提つきで、「株式投資が有利」ではないか?としました。
それ以降も、ネットで調べものをしたり、本を読み返したりしていたのですが、気持ちがだんだんと盛り上がってきまして・・・、株式投資を再開することにしました。
株式投資の楽しみ方
株式投資の楽しみ方は、大きく
- 株取引で差益を得る
- 配当金を得る
- 株主優待を得る
の3つがあげられます。
そして、「株で儲ける」といえば、ほとんどの場合、「株取引で差益を得る」を指すんじゃないかと思います。
これ、実際にやってみると、(儲かる・儲からないに関わらず)本当に面白いのですよね。
基本は、安く買って高く売る。
たった、それだけのことなのですが、これが実に奥深い。
まして、自分のお金が秒単位で増えたり減ったりするのを目の当たりにするわけですから、シビレるわけです。
そして、損をしていく、という・・・(笑)。
このあたりの心理状態は、こちらをご覧ください。
ふりかえり
株式投資を再開しよう、これは、ほかの投資に比べて有利だろう、というのが理由です。
ただ、これまでと同じことをやっていたのでは、損をするのは間違いありません。
それだと、元も子もなくなります・・・。
ということで、新たな作戦を考えたいのですが、その前に、まずはふりかえりをしたいと思います。
問題点
上記のエントリーでも記したとおり、私の問題点は、
- ギャンブル的な張り方をする
- 適切な損切りをしない
の2つに集約できそうです。
当初は一般株をやっていました。世間で言うところのしっかりした会社の株を売買していたのです。
それなりに利益も出ていたので、「俺って、天才?」と、うぬぼれたものです。
ところが、適切な損切りをせずに、軍資金が大きく減りました。
ここで、一発逆転狙い、初心者が株取引でやってはいけないことに、ことごとく手を出したのですね。
信用取引
信用取引、簡単に言うと現金や株券を担保にして株取引をする、ということです。
100万円あれば、300万円まで株取引ができるのですね。
さらに、「カラ売り」も出来ます。
クズ株
クズ株(低位株、ボロ株とも言う)とは、額面割れしているような、いわば倒産寸前の会社の株です。
少ない資金でたくさんの株数を買って、吹き上がるのを待つ作戦です。
株価が株価だけに、一発吹いたら瞬間的に何倍にも暴騰することがあります。
仕手株
とある集団が意図的に値を吊り上げて高値で売り抜ける株です。
その時々によって、対象となる銘柄は異なりますし、実際に仕手集団が動いているのかどうかは分かりませんが、派手な値動きをします。
今、思うと、「よくもまあ、こんな馬鹿なことをやったなぁ」となるのですが・・・、ちぐはくな売買を繰り返し、資金が目減りしていきました。
先物
やがて「ミニ日経225先物」一本に絞りました。
秒単位で値動きしますし、取引が頻繁に成立します。おまけに夜間(夜中の3時まで)もトレードできるのです。
これは、純粋におもしろいのですね。
ただ、慢性的な睡眠不足に陥ってしまい・・・、株取引をお休みすることにしたのです。
*先物と聞くと「怖い」イメージがあるかもしれません。
それは、FXと同じく、レバレッジが利くがゆえに、資金管理を誤ってしまうケースが多いからではないでしょうか。
そこをしっかりと律することができれば、「楽しむ」ことはできますし、少なくとも、仕手株やクズ株よりは、健全だと思います。
ふりかえりのまとめ
TV番組の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」のような流れですが・・・。
こうやってふりかえると、(プロではない)一般の投資家が、手を出してはいけないギャンブル的な手法を行っていた、というのが問題ですね。
逆を言えば、その裏、つまり、オーソドックスなトレードルールをつくることが大切だということ。
あとは、ギャンブルに走りたがるという心理的な面を、どうやって克服するかが課題ですね。
このあたりを含め、さらに検討していきたいと思います。
それでは、また、次回!