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【プロ野球】

18歳平沢に負けられない 鈴木人生初の場外弾

2016年2月29日 紙面から

◇練習試合 ロッテ5−2斗山

 高卒ルーキーには負けられない。ロッテの鈴木大地内野手(26)が意地の一発だ。28日の練習試合・韓国斗山戦(日向)に7番遊撃でフル出場し、2回の第1打席に今季の対外試合初アーチとなる2ラン。ドラフト1位の平沢とポジションを争う正遊撃手が、両翼91メートルのスタンドを超えた人生初という場外弾で存在感を示した。

 この日の平沢は母校の卒業式に出席。鈴木はライバル新人が不在中の本塁打に「大河(平沢)がいない間にというのはおかしいですけど…」と頭をかいた。それでも「大河の存在は刺激になっている」と強調。「とにかく開幕スタメンになれるように結果を出すだけ」と声を張った。

 活きのいい18歳の入団でチームは活性化。伊東監督は「大地(鈴木)も平沢君のおかげで刺激になっているね」と目を細めた。卒業式後の平沢は3月8日のオープン戦・日本ハム戦から1軍に再合流。指揮官にパワーアップを印象づけた鈴木が、定位置にどっしりと腰を据えられるか。その成り行きに注目が集まる。 (小林良二)

 

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