トップページ科学・医療ニュース一覧再稼働の高浜原発4号機 警報出て原子炉自動停止
ニュース詳細

再稼働の高浜原発4号機 警報出て原子炉自動停止
2月29日 14時29分

今月26日に再稼働した福井県の高浜原子力発電所4号機は、29日午後2時すぎ、発電機の故障を示す警報が出て原子炉が自動停止し、関西電力が原因を調べています。関西電力によりますと、このトラブルによる環境への影響はないとしています。
関西電力と福井県に入った連絡によりますと、高浜原発4号機で29日に予定されていた発送電の開始に向けて、中央制御室の運転員が発電機と送電設備をつなぐ操作をしていたところ、午後2時1分、発電機の内部故障を示す警報が鳴ったということです。これに伴いタービンと原子炉が自動停止したということです。
関西電力によりますと、原子炉は核分裂反応を抑える制御棒48本すべてが正常に入れられて停止し、原子炉の冷却はできているということで、このトラブルによる周辺のモニタリングポストに異常はないということです。
関西電力は警報が鳴った原因を調べていて、29日の発送電の開始を見合わせる見通しだとしています。
高浜4号機を巡っては、今月20日にも原子炉建屋の隣の建物で放射性物質を含む冷却水が床などに漏れ、作業が一時中断するトラブルがありました。

関連ニュース

k10010425761000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ