木製で自作タッチペンできたから貼ってくよ。
簡単な奴は皆作ってるけど、こったやつを作ってる人はあまりみないんだよね。
自作タッチペン自体があんまりやってる人いないから、何とかして普及させていきたい。
半年ぐらい前にもスレ立てしたけど結局人は増えてない。寂しい。
孤独すぎて悲しいから同士がほしい。そして褒めてほしい。
とりあえずペンの制作過程を紹介しつつ、
余裕があれば簡単ペンの作り方も紹介していくつもり。
自作タッチペン作ってみたい人の助けになれば嬉しい。
タッチペンって何の?
>>3
スマホ用のタッチペンだよ。
少しでも人集まってきたら始めるわ
アルミ蒸着の菓子袋で作ってるのくらいしか見たことないな
>>2
それはよくあるタイプだよね
けど外に持ち出しにくいじゃん?
だから見た目を良くして作ってみた
よし始めよう。
そもそも今まではどんなペン作ってたのかという話だけど、
最初は棒一本から削り出して作ってた。
こんな感じ。
木の棒にグリップ用の凹凸をつけて既製品のペン先をくっつけて、
静電容量方式なのでペン先と手をつなげるために針金を巻くというもの。
あらかっこいい
ただ一番左のやつはツボ押しっぽい
一本ちょうだい
タッチペンの原理?を簡単に言うと、手の静電気を画面まで伝えられればタッチ反応がおこせる
だから綿棒とかにアルミホイル巻いて電気通すようにすればタッチペンになるわけだ
前回晒した時にも百均のタッチペンでええやん?との意見がありましたが、まあぐうの音も出ませんが、しかしだ
細かい話をすると、既製品のペンは形やバランスが適切ではない、と思っている
大げさに言えば「タッチペンはペンじゃない」のよ。(個人的意見)
まあここらへんは後で解説していくので、今回のペンの話に行く
人こねえ!
人にあげ続けてるから手元に殆ど残ってないのだよ。
ちなみに今回作ったペンは一本から削りだしたタイプじゃないです。
今回の原案はストラップ用の張り合わせタイプのタッチペンです。
これはペンの小型化に難航した際に考えたもので
アルミ板を木材でサンドして固定してある。
アルミ板がペン先にもつながっており
アルミが露出した部分に触れることで導電性が確保できる。
なにこれかっこいい
言い値で買います
>>14
嬉しい事言ってくれるじゃないの
こんばんわ
>>15
こんばんわ
張り合わせタイプは芯にアルミを使ってるので
配線いらないし強度はあるし割と満足できる案だった。
が、ほぼ試作品なので見た目も構造も発展途上だった。
なので今回はこの張り合わせタイプを大型化して作ってみた。
テーマは
「張り合わせタイプの改善」と「タブレットでのお絵かき対応ペン」
の2点。
タブレットで絵を描く人はタッチペン使うはずだから、その層を取り込みたい(浅い考え)
見てるし!
だから一本ちょうだい!
>>16
上げるやつがもうないし!
生産追いついてねーんだほんと
まずはデザイン。
今までのペンはスマホ操作の補助だけ考えてきたけど
今回は絵を描く際の使い易さもプラスするのでかなりデザインを変えた。
それがこちら。
一番下が最終決定案。
ここで先ほどの「タッチペンはペンじゃない」の話になる。
しゃれおつやな
>>18
ありがとう!
通常、鉛筆等は紙に書く際に適度な筆圧とそれを抑えるグリップ力が必要となる。
しかしタッチペンはフリックやスワイプなど撫でるような軽い動作がメインなので
鉛筆と同じようにペンの前半をしっかり握ってしまうと軽い動きをさまたげてしまう。
つまりタッチペンは「中盤辺りを軽く支えるように持ちながら扱う」のと、
タッチペン自体は「軽く持っても安定する形状」が良いわけだ。多分。
(タッチペン保持比較画像)
意味合いとしてはペンというか指示棒なのよね。
市販のタッチペンは形がボールペンのまんまとかただの棒とか多い。
それじゃあいかんのだ。
お洒落やな
ロボット描くの上手そう
あ、画像抜けてたわ
けど無視して次行くよ!
で、今回のデザイン。
これはお絵かき用グリップを先端にして
後ろには普段軽く扱えるように段差とカーブでサブグリップを作ってある。
全長120㎜でグリップ部の太さは10㎜の八角形、
後半部の薄い部分は幅6㎜にした。
形も決まったので早速パーツ作りに入るよ。
すげえな…
まずは木製パーツから 。
厚さ2㎜の板を組み合わせてグリップ部にする。
余計な部分を切り落としつつ角を落としていく。
大小ワンセットで貼り合わせるので一本作るのに2セット必要。
次に大小のパーツを張り合わせてグリップを正八角形になるよう削る。
10㎜の正方形なんだから、3㎜ずつ角を落とせば1辺が約4㎜の正八角形になる…よね?
ついでに軽く形も整えて木製部分の外観は完成。
さくっと進めてるけどサイズを均等にするため
ここまででやたら時間くってます。
木工職人?
>>29
素人だよ
本格的でワロタ
木工用ボンドでくっつけてるの?
かっこいい
>>30
木製同士の張り合わせはボンドだね
作業風景はこんなん。
次は芯にするアルミの切削作業。
このデザインだとペン後半部分でアルミ部が露出するので
露出する部位の角を落としていく。
尖りすぎても危ないので、エッジに少しだけ平面部分を残すように注意する。
ミニルーターとヤスリでなんとか表面をなめらかにしていく。
機械使うと楽だけど少しミスるだけでデコボコになるから難しい。
結構本格的だな
支援
こういう物作りできる人は尊敬するわ
>>35
地道にやれば案外できるものだよほんと
同士がいないんだよ誰か一緒に作ってくれ
褒められてテンション上がってきた。
どんどん行くぜ
角が落とせたらグリップ用のカーブを作り、一番後ろをナナメに整える。
ついでに前半部分の肉抜きでバランス調整もしておく。
トップヘビーなタッチペンは使い心地最低だから注意。マジで。
最後に先端部接続用のスペースを作り、アルミ加工も終了。
回転砥石が砕け散って襲いかかってきたりする楽しい作業です。
待つ
くれ
>>39
(買ってよ)
さて塗装。
今回の色はチークとオールナットで二種類。
いま貼ってるのはチークの方で、少し優しめの色。
オールナットはやたら退廃的な雰囲気になるので好みが分かれる。
木製パーツに
との粉→オイルステイン→
サンディングシーラー→ラッカースプレー
の順番で塗装していく。
塗装中と乾燥後で印象がかなり変わる。
商売にしないのかい?
>>41
基本的にすべて手作業だからむっちゃ効率悪いのよね。
時給換算したら死ぬと思う。
けどコミケとかで売ったりするのは夢だな
割とマジで売って欲しい
最後に先端のペン先接続部をくっつける。
現在流用してるペン先はM5サイズのネジではめ込むタイプなので
アルミの先端にM5サイズのプラスチックナットを削ってくっつける。
ちゃんと軸の中心にペン先が来るように調節。
もうこの段階でペン先つければタッチペンになる。
やたら無骨な見た目だけど。
木製パーツのも先端に溝を作ってナットがうまく収まるようにする。
これでパーツ作りは終了です。
あとは着色と貼り合わせ。
お前のスレは最初の頃からROMってんだぞ
くれや
>>43
どんだけ欲しがってるんだよ逆に怖いわ
完全に乾燥したらアルミと張り合わせる。
グリップがズレてると全て台無しなので慎重によく見る。
見た感じ完成ぽいが、張り合わせただけだと少しのねじれでも簡単に分解するので
後部に杭を打ち込んで三枚をしっかり固定する。
あとは気になるならもう一度ラッカースプレーをかけて…
ペン先取り付けて…
完成!
お菓子の木箱で高級感を出そうとした。
後ろに穴を開けてストラップを通すことも多い。
終わりかと思いきやしかしもう少し続きが。
お絵かき用のペン先も作っておく。
おーかっこいい
なんか名前のついた工芸品っぽい
円錐型の木片に穴を開けて、そこにピンポイント用のペン先をねじ込む。
底辺部にプラスチックボルトを接着し
先端から後ろまで穴を貫通させて針金を通して導電性を確保する。
見た目はこんな感じですね。
この市販のペン先は性能がとても良かった。
というわけで全作業終了!
見てくれてほんとありがとう。
何かあれば質問受け付けます。
すごい
なんか楽しそうでいいな
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