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自転車補助金三方よし!? 経済・健康・環境に効果期待 滋賀・守山市、来年度から
守山市は、市民が自転車を購入する際、一定の条件を満たした場合に費用の一部を補助する事業を来年度に復活させる。前後に幼児1人ずつを乗せることができる自転車や、電動自転車などに購入額の20%を補助。県内では珍しい取り組みといい、市は「経済効果だけでなく、市民の健康向上にもつながる」としている。
同市は平成26年度に、自転車の購入額の3分の1を補助する事業を初めて実施。1年間の限定だったが「復活させてほしい」という市民からの要望が多く、来年度の当初予算案に300万円を計上した。
前回は、幼児が2人同乗できる自転車▽シニア向けの三輪自転車▽電動自転車-の3種類が対象だった。来年度はこれらに加え、琵琶湖を自転車で1周する「ビワイチ」がブームになっていることから、クロスバイクなどスポーツタイプの自転車も対象にする。
市内の販売店で購入し、防犯登録をしていることなどが条件。市に申請すれば購入額の20%が支給されるが、支給額の上限は自転車の種類により1万~2万円とする。予算額の300万円を使い切った時点で事業を終了するが、継続するかどうかはあらためて協議するという。申請の受付は今年5月ごろを予定している。
同市は来年度に「ビワイチ」をPRする観光促進事業も行う予定。商工観光課の川嶋利明課長は「スポーツタイプの自転車はビワイチに適しており、多くの市民がビワイチを体験すれば、市のアピールになる」とする。
自転車で市役所まで通勤しているという宮本和宏市長は「市内は平坦な道が多く自転車で移動しやすい。車より環境によく、健康にもいい」と話している。