この“イケメン男子”は誰でしょう?
2016年2月29日6時0分 スポーツ報知
元KARAで女優の知英(22)が、映画「片想いスパイラル」(原桂之介監督、7月2日公開)に主演し、初の“男子”役に挑戦していることが28日、分かった。
チャームポイントのロングヘアや美脚を封印し、知英が新境地をみせた。演じたのは「体は女性、心は男性」の性同一性障害を抱える韓国人留学生ソヨン。ルームメートのユキ(佐津川愛美)に思いを寄せるが、ユキはソヨンの男友達に片思いをしており、切ない恋の間で揺れ動く役柄だ。
性同一性障害という難役に、知英は「たばこを吸うシーンなど細かいしぐさまで男性になりきれるよう、普段から男性の動きを観察し、心の役づくりは監督と綿密な打ち合わせをして進めた」と役に熱中。ケンカシーンに備え筋トレにも励んだ。
撮影中は、男性のしぐさになじむにつれ、女性であることを忘れてしまったといい「撮影が終わった後も歩き方が男っぽいままで、次の作品で注意された」と苦笑い。「家族に写真を送ったら『息子ができた』と言われた」というほど、身も心もイケメン男子になりきったようだ。