
広島県と広島市の垣根を取り払い、広島の競争力を高めます。
広島県と広島市がバラバラの方向を向いてきた広島。
県と市にまたがるような、大きな、重要な問題は、広島では常に先送りにされてきました。
このことが都市・広島の競争力を損ねてきたと河井あんりは考えています。
広島市内中心部に、数多くの空き地が広がっているのは、そのためです。
河井あんりは、こうした広島の先送り体質を改めて、「決断できる、強い広島」を実現したいのです。
そのためには、広島県と広島市の垣根・行政のタテ割りを取り払い、広島市域には、「広島県と中四国地方の成長を引っ張っていく」という明確な役割を与えなければなりません。
そこで、広島県と広島市の行政機構をゼロから作り直します。
県と市が二重に行っている行政分野を統合し無駄を省くとともに、都市計画や産業政策など、広島の競争力に関わる政策は全て、県に集約し、広島県全体の成長戦略に基づいて、インフラや資源を配分できるようにします。
一方、「市」の役割については、福祉や社会保障などの、きめ細やかで、かつ、国の指針に基づいて執行される事務を担うようにするべきだと河井あんりは考えています。
広島市から選出されている県会議員の廃止と、大広島議会への再編成
実は現在、広島市内には、広島県知事が行える仕事はほとんどありません。
かつて広島県が持っていた、ほとんど全ての仕事と権限は、広島市に移されてしまっているからです。
つまり、いま、広島市内で発生する問題を解決することが出来るのは、広島市長と広島市会議員だけなのです。
さて、県会議員の役割は、広島県の発展のために働くことです。
広島県が発展するためには、どうしても広島市が発展しなければいけません。しかし、広島市内のことについては、県知事や県会議員は何もなすすべがない……広島市の発展について政策を立てることが出来ない現在の広島県議会は、議会そのものの存在意義が問われているとも言えます。
ところが一方、このように、広島市内には県の仕事や権限はなくなってしまっているのに、多くの議員が、未だに広島の市内から選ばれているのです。
いま、広島市内全体から選出されている県会議員は25人です。
県議会は全体で66人ですから、その4割が、議会として権限も仕事も持っていない地域から選ばれていることになります。
そしてそれらの県会議員の報酬は、1人年間1500万円です。
広島市選出の県会議員の存在は、県と市の、二重行政の象徴だとも言えます。
25人×1500万円は、二重行政のために発生している、コストなのです。議員は、特権ではありません。
河井あんりは、このように既得権益化した、議会のあり方を、内側から変えていきたいのです。
そしてまた、河井あんりの掲げる「県と市の統合」が実現された広島県では、県・市のそれぞれの議会のありかたも、改革しなければなりません。そこで、河井あんりは、広島市から県議会議員を選ぶことを廃止して、広島県議会と広島市議会を一つに統合することを提案します。
二つの議会を一つにして、新しいかたちの広島の議会(大広島議会)を誕生させたいと、河井あんりは考えています。
広島を変えるために、多くの仲間と手を携えます
この1、2年の間で、全国では急速に、政令市と都道府県の関係のありかた、議会のありかたが問われるようになってきました。
しかしながら残念なことに、ここ広島では、その意識がまだまだ低いように感じられます。強く、成長できる広島を作るにはどうしたらよいのか、本当に機能的で、県民の利益のために働くことのできる議会や役所はどうあるべきなのか。
河井あんりは、愛知県の大村ひであき知事をはじめとする、全国の「地域から日本を変えよう」という志のある首長、議員の皆さんと手を携え、この広島の地域の力、都市の力を高めてまいります!