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ローマ法王 難民など受け入れは各国が公平分担を2月29日 5時04分
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は、シリアなどからヨーロッパにたどり着いた難民や移民の受け入れを各国が公平に分担すべきだと訴えるとともに、シリアでの停戦によって和平に向けた対話が実現することに期待を示しました。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は28日、バチカンの広場で行われた日曜日恒例の祈りの集いで、大勢の信者を前に演説しました。
この中でフランシスコ法王は、シリアなどからヨーロッパにたどり着いた難民や移民の受け入れについて、「ギリシャなどが寛大な支援を行っている」と指摘したうえで、「受け入れは各国がともに行うことで効果的になる。負担は公平に分担すべきだ」と訴えました。
これは、ギリシャに到着した難民や移民の移動ルートになっているヨーロッパの一部の国で、流入を抑える動きが強まっていることに懸念を示したものと受け止められています。
また、フランシスコ法王は、シリアでアサド政権と反政府勢力の間の停戦が発効したことを歓迎するとともに、「このかすかな光が、内戦で苦しむ人々の苦痛を軽減できるよう、全員で祈ろう」と呼びかけ、現地で必要とされる人道支援や、和平に向けた当事者間の対話が実現することに期待を示しました。
この中でフランシスコ法王は、シリアなどからヨーロッパにたどり着いた難民や移民の受け入れについて、「ギリシャなどが寛大な支援を行っている」と指摘したうえで、「受け入れは各国がともに行うことで効果的になる。負担は公平に分担すべきだ」と訴えました。
これは、ギリシャに到着した難民や移民の移動ルートになっているヨーロッパの一部の国で、流入を抑える動きが強まっていることに懸念を示したものと受け止められています。
また、フランシスコ法王は、シリアでアサド政権と反政府勢力の間の停戦が発効したことを歓迎するとともに、「このかすかな光が、内戦で苦しむ人々の苦痛を軽減できるよう、全員で祈ろう」と呼びかけ、現地で必要とされる人道支援や、和平に向けた当事者間の対話が実現することに期待を示しました。