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1月の鉱工業生産 3か月ぶりに前の月上回る2月29日 8時56分
企業の生産活動を示す1月の鉱工業生産指数は、半導体の製造装置の生産が増えたことなどから前の月を3.7%上回り、3か月ぶりに上昇しました。
経済産業省が29日発表した先月・1月の鉱工業生産指数は、平成22年を100とした指数で99.8と、前の月と比べて3.7%上昇しました。鉱工業生産指数が前の月を上回るのは3か月ぶりです。
これは、台湾や韓国など海外向けの半導体の製造装置や国内向けの自動車の生産が増えたことなどによるもので、調査対象の15の業種のうち12の業種で前の月を上回りました。
一方、主な製造業の生産予測については、今月・2月が5.2%のマイナス、3月は3.1%のプラスと見込んでいて、経済産業省は企業の生産の基調判断を「一進一退で推移している」で据え置きました。
経済産業省は「スマートフォン向けの電子部品の生産水準が去年の同じ時期を下回るなど、中国経済の減速の影響は大きく、今後の動向を注視したい」としています。
これは、台湾や韓国など海外向けの半導体の製造装置や国内向けの自動車の生産が増えたことなどによるもので、調査対象の15の業種のうち12の業種で前の月を上回りました。
一方、主な製造業の生産予測については、今月・2月が5.2%のマイナス、3月は3.1%のプラスと見込んでいて、経済産業省は企業の生産の基調判断を「一進一退で推移している」で据え置きました。
経済産業省は「スマートフォン向けの電子部品の生産水準が去年の同じ時期を下回るなど、中国経済の減速の影響は大きく、今後の動向を注視したい」としています。