記事タイトルはシンプルに、だけど内容は濃く、そんな記事を目指す。半年足らずで900記事を書いた自分がブログネタの作り方を全て記しておく。
ブログネタを捻り出すTIPS
まずは書く
TOPバッターに持ってきたのは「書くこと」具体的にどうするかというと「書けばいい」のだ。書けないからここに来たのにどういうことだ!となるかもしれないが、まずは騙されたつもりで書いてみてくれ。書けないのであれば「書けない」ことを書いても良い。とにかく今の自分の気持ちを素直に文字にしてみてくれ。文脈だとか1記事を1つのまとまりにしよう、などという努力はいらない。体裁を整える必要もない。とにかく己の出せる語彙と文章力全てを駆使して思考を文章化する。
こうすることで起きる化学反応は「次に書くインスピレーションを得る」これだ。どのような反応が脳で起きているか具体的に説明できないが、間違いなく頭の中で唸っているよりも次の記事ネタのインスピレーションが湧くだろう。不思議なのだが、おそらく「書く」ことにより思考、脳内が整理されて次の作品を生むためのパワーが生まれるのだと思う。
これまでは種々の記事ネタ創造ネタを紡ぎだしてきたが、結局それらは前段としてインスピレーションがないと成り立たない、つまりは「書こう」という意欲がないと成立しないものばかりであった。ブログを書き続けてもうすぐ5か月になるが、結局はここに帰結している。まずは「書くべし」迷わず書けよ、書けばわかるさって感じ。
もし数百文字のペラいコンテンツになってGoogle的に低評価を受けそうな記事であればno index処置してもいい。だが、自分の書いたそれは確実に自分にとって意味のあるものになっているだろう。
思いついたらネタ帳に書き留める
日常生活でふっと浮かぶのが記事ネタである。コーヒーを飲んでいて、道端を歩いていて、時には仕事中に。そんな浮かんできた記事ネタは確実にコンテンツを作るための基盤となる。しかしこれがまた泡沫なのである。浮かぶのが容易ということは、消えるのもまた容易なのである。この珠玉のようなアイデアを消さないための具体的方策として「ネタ帳に書き留める」という手法がある。デバイスは何でもOK。僕の場合はノートPCの傍らに常に100均のメモ帳とシャーペンが常備されており、思いついたときにはすぐさま、それをメモしている。恐ろしいことに、そうでもしなければ10秒後に消えていることもありうるのだ。スマホでも良い、メモアプリはiOSやandroidに関わらずあるだろう、それにチョチョイと記してあげよう。ボイスメモでもいいな。
ブログサービスによっては「下書き」として保存しておけるものもあろう。その記事タイトルに思いついたネタを記して下書き保存してあげれば良い。あとはどっしりと腰をすえてそのネタで記事を書くのである。とにかく記事ネタは逃さない。泡沫の珠玉のネタを取り逃してはならない。
巡回ブログやニュースからのインスピレーションを得る
自分の脳内で紡ぎだせることなどは実に限られている。とっても狭い世界なのである。なので朝起きたらコーヒーでも飲みつつ、巡回ブログの新記事やニュースを一瞥してみると良い。そしたら自分が「お、これは面白いな」というようなインスピレーションを得られる情報が見つかるかもしれない。ものは何でもいいのだけど、自分以外の人間が生み出した作品や世間を騒がせている事象に目を向けてそこから気付きを得るのである。これは行き詰った時などは特に有効だ、もう自分の中で紡ぎだすことができないというイエローサインを発している状態なのだから、外部刺激に頼るというのは常套手段とも言えるだろう。
書籍でも雑誌でも良いし、TVやラジオでも良い。日々、大量に生み出されている情報を精査し、自分のサイトに何かインスパイアを与えるものを探すと良いだろう。ブックマークにニュースサイトや更新頻度の高いサイトなどを登録しておけば、その作業も効率化を図れるのではないかな。
過去の記憶をたどる
過去といってもどの過去なのか、昨日なのか、1年前なのか、はたまた数十年前か。ここでポイントとなるのは「ある時期」に焦点を当てると紡ぎやすいといったところだろう。例えば「小学生時代の思い出」など。もうかなり前のことになっている諸氏もおおかろうが、このように範囲を絞ってやることでネタの発掘が捗るほか、記事の方向性も付けやすいのではないか。小学校~大学まで一連の過去案件を記事にしてしまうと、それだけでもまとめるのが大変だ。ここは時期を絞ってみてはどうだろうか。こうすることで小学生時代3本、中学生時代3本、高校時代3本と9記事も生み出すことが可能になる。あの時、あんなことがあったなぁなんて思わぬ掘り出し物もあるかもしれない。時には辛いものも掘り起こしてしまうかもしれないが、それが共感を生んで思わぬ反響があるかもしれない、それであなたに興味が湧くユーザーも現れるかもしれないぞ。おすすめだ。
ルーチン化させる
少し前まで僕が作っていたのは「今日は何の日?」というシリーズだ。諸事情により現在は筆耕をやめたが、このシリーズを続けることはすなわち、365記事を書き上げるためのルーチンを作ることにほかならない。自分の書きたいときに書けないというジレンマは起きようが、更新を継続させるという意味では大変有効な手段である。また、これに限らず毎週定期的に行っている自分の作業を記事にするのも良い。内容が毎度変わるようなことであれば、記事内容に変化を付けることができるのでなお良し。
創作料理にチャレンジしている人などは最高だろうな、毎回内容が変わる上に、誰も試みたことのない情報を0から生み出すというオリジナリティまで生むことができる。これは強いだろう。あとはダイエット記録など。具体的にどんなことをしてどんなものを食べてどれくらい体重が減ったかなどを公開することで、全国の減量erの有用な情報発信にもなるだろう。
以上、記事ネタのルーチン化。困った人はご一考あれ。
初心者だからこそ紡げる無知の知を活用すべし
誰でも最初は初心者である。現在はベテランで巧者面した連中も、はじめはよちよち歩きしていた。そのような時期に右も左もわからずに進んでいく疑念、苦悩、苦労はそれ自体がコンテンツとなる。「ツールを導入してみました!」「100記事達成、所感など!」このようなエントリはベテランから見れば「またか」という風に辟易するかもしれないが、同時期に並走しているブロガーからしてみれば大変励みになるし、参考にもなる。世に先輩は数あれど、同期や後輩もわんさかいることをお忘れなく。あなたのその四苦八苦しつつも前進している姿に、少なからずの人が励まされていることを考えれば、そのような記事を書くことも抵抗がなくなるだろう。また、そのような姿を見て親切な先輩ユーザーは助け舟を出してくれることもある。これは大変ありがたいことであるし、交流の一つの姿なのではないかなと思う。
とにかく、現在の自分の姿をありのままに映し出せばよい。書くだけでも成長できるのだから、書いたもの勝ちなのである。振り返った時に検証したり懐かしむための自分の記録にもなるだろうし。
節目節目に書く記事も有効である。例えば読者100人達成だとか、ブログ何日目記念!だとかね。自己満足でバカバカしくなる?いやいや、もともとブログなんていうのはそういう側面があるんだよ。個人のメディアなんだし、ここら辺は気にしたら駄目。もちろん、誤情報の発信だとかには気を付けないといけないがね。
身の回りの好きなものをネタにする
何でもいいのだよ。
食べ物のことであれば、例えば肉だったらどんな料理が好きだとか。牛はすき焼き、豚は玉ねぎと痛めた醤油ベースで、鶏肉は照り焼きが美味い!だとか。そんなことでもかまわない。自分の好きな種類や調理法、外食で食べた忘れられないあの料理のことを書ても良い。野菜もどのような調理法だとか付け合わせだとか、こういったことをいくらでも書ける。調味料のことでも良い、ゴマ油が死ぬほど好きだとか、ラー油はあなどれないとか、それで調理する料理にも言及できる。
ファッションならお気に入りのアウターだとか着合わせの自分なりのテクニックだとか、異性に評判のいいコーデだとか、そういったことも書ける。雑誌も数多く上梓されているので、定期購読しているものでもあれば記事ネタには困らないのではないか。
自分の使っているITガジェット系のアイテムについてその愛を暑苦しく語っても良い。僕だったらノートPCはTHINKPADE450で、そのタイピングのしやすさについてはイチオシなわけで、それだけで1記事書ける。Kindlepaperwhiteだって素敵だし、最近購入したKindlefire8GBについてもこれから活用する上では記事ネタになりうるだろう。身近で使っているアイテムだけに、愛着もあるしその分ネタも浮かびやすいよ。
エンタメ系もそうだね、好きな漫画、アニメ、ゲーム、映画、多岐にわたる。場合によってはその筋の詳しい人に鋭い突っ込みが入るかもしれないけど、それも新たな自分への気づきとできればそれはそれで儲けだと考えられればOK。
文庫本や自己啓発本だって良いよね、感化されればそれだけ記事を書く上で熱が入る。その過程で実は自分は書評を書くのが好きだったのか!なんて気付きを得るかもしれない。インプットによりさらなる世界が広がって、読んだ本を記事にすることでさらに知識が深まるかもしれない。素晴らしいよね。
乗っている車や自転車のことでも良いし、それでどこに行ったかでも記事ネタは広がっていく気がする。マニアックなネタを書いて時にはドン引きされることもあるかもしれないけど、その反面、コアなファンが付くかもしれないよ。
音楽も良いね、僕でいえばミスチルやサザン、スピッツなどメジャーどころから、言っても伝わらないようなマニアックなところまで色々な音楽を聴いて生きてきたから、そこに勇気づけられたことだとか思い出だとかを音楽のアフィでも貼りつつ語ればそれだけで1記事が完成する。音楽は良いよね、思い出が詰まってる。
対人関係や哲学的なネタ
これは強いんだよ、何が強いかって論拠が自分にあることさ。どこの書籍を参考にしただとか、出展元を明記しないと説得力を持たないコンテンツもある。そうじゃなくて自分の思っていることをネタにするのだから、突っ込みどころがないんだよ。だから大手を振って自由に書いて良い。人生とは何か、なんてその人の中にしかないんだからさ。それで共感を得られればしめたものじゃない。
対人関係での悩みを書くことで心のデトックスにもなるよね。同僚と争った、上司に叱られた、家族と喧嘩した、恋人と上手くいかない。記事内容はちょっとダウナーになるかもしれないけど、書ききった頃は書き始める前よりも少し心が軽くなっているはず。記事ネタにもなるし、心の浄化にもなるし、一石二鳥だよ。
とにかくデスクに向かってみる
スマホで筆耕している人もいるからデスクと縛るには狭いけど、とにかく書く環境に自分を置いてみると良い。書けないからと言って書きから離れる環境を作ると、余計に書けなくなるらしい。筆の止まった作家はどうしているかというと、書けなくても机に向かうんだってさ。そうしたらまた書けるようになっているらしい。とにかく、自分から逃げたら駄目だってことだね。書くことに真剣に向き合うために、書く環境を真正面に据える。精神論だけど、かなりの先駆者がこれを実践して記事ネタスランプから脱しているのは事実だし、かくいう僕も書けない時に机から逃げ出すようなことはしなかった、とにかく机に向かっていたよ。そうしたらいつのまにか書けるようになっていた。ちょっとオカルトチックではあるけども、こういった精神的なTIPSも継続する上では重要なのだろうなって思ってます。
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とりあえず思いつくままに綴ってみました。記事ネタを生み出すうえで何らかの気づきになれば幸いです。ここには自分が気が付きた記事ネタを生み出すためのTIPSを随時追加しようと考えています。皆さんに良きブログライフがあらんことを祈っております。