ニュース詳細
麻生副総理 G20の合意「市場に安心感」2月29日 10時45分
麻生副総理兼財務大臣は、衆議院予算委員会の集中審議で、中国・上海で開かれたG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議について、世界経済の成長に向け、すべての政策手段を用いることで合意し、市場に安心感を与えるものになったとして、成果を強調しました。
この中で麻生副総理兼財務大臣は、27日まで中国・上海で開かれたG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議での成果について問われ、「金融市場の動向に不確実性が高まっているなかで、最近の市場の変動の規模は、根底にある世界経済の実態を反映したものではないという認識で一致した」と述べました。そのうえで、麻生副総理は「世界経済のより強固で持続可能性があり、かつ均衡性のとれた成長を実現するために、金融や財政、構造改革など、すべての政策手段を、個別または総合的に用いることで合意した。市場に対して安心感を与えるものが出来上がった」と述べ、成果を強調しました。