「第16回ビートたけしのエンターテインメント賞」授賞式(28日、東京・港区の東京プリンスホテル)には、今年も話題の人物が顔を揃えた。「浪速のエリカ様」こと上西小百合衆院議員(32)は“恫喝秘書”家城大心氏とともに話題賞を受賞。昨春、国会欠席問題で釈明会見を開いた時以来のツーショットを披露した。
上西氏は昨年3月、体調不良で衆院本会議を休んでおきながら、秘書の家城氏と温泉旅行に出掛けていたと報じられた。世間の猛バッシングを受け、上西氏は維新の党共同代表(当時)の橋下徹氏(46)と釈明会見を開き、その席にはマスコミ相手に「なにしとんじゃ、ゴラァ~」と巻き舌でスゴんだ家城氏も同席。2人揃って頭を下げた。
上西氏はその後、維新の党を除名処分に。並の政治家ならこれで終わりだが…上西氏は違った。昨夏にはセクシー自叙伝「小百合」を出版。バラエティー番組にも積極的に出演し、その存在感を高めていった。
この日の授賞式にも堂々と家城氏と登壇。会場からは笑いも起こったが、たけしは「ここに来ることがエラい」と絶賛。上西氏とはテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」で共演経験があり、その時、上西氏の横にヤクザみたいな顔をした秘書(家城氏)がいたことに仰天。前代未聞の議員&秘書のセット授賞を決めた。
たけしは「彼女は正直なのがいい。議員にはエラくなればなるほど、セコくなるやつが多いもん。彼女と番組で一緒になった時は(報道された)温泉旅行は違うと説明された。秘書は『別の女と行った』んだって(笑い)」とコメント。
家城氏は大きくうなずき、その女性とは「あの騒動のせいで別れたんですわ」とグチった。これに上西氏が「この人、恋人募集中なんですよ」と合いの手を入れるなど、コンビネーションはバッチリ。たけしからは「彼女を少子化担当大臣にしたほうがいいな。それで秘書と…」とイジられた。
最後にマイクを握った上西氏は「このような賞をもらえて光栄です。これも東スポが私の思い出をメチャクチャ書いてくれたおかげだな、と。偶然得た発進力を武器に、政治の世界でまい進していきたいと思います」と決意。家城氏も「これからも上西小百合を支えていきますので、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
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