東南アジア

派遣団の声:タイへの派遣(高校生第2陣)

「タイの良さの発見と日本の良さの再確認」 
(神奈川県立横浜国際高等学校 生徒)

 ホームステイで、タイ料理レストランを経営する家庭に滞在し、大変興味深く、発見の多い文化交流ができました。タイ人のトイレやシャワーの仕方、タイ料理、独特な文字や建物など、タイの様々な物を見たり体験したりして、タイの良い所や日本の良い所を見つけ出すことが出来ました。街中では見知らぬ人から笑顔で挨拶をされることが多く、明るくて優しい国民性だということがよくわかりました。一方、トイレ等の衛生面では日本の清潔さと技術の高さが分かりました。そのようなタイの生活を体験することで、日本では当たり前だと思っていたことがそうではないと気付き、日本の文化の良さを再確認出来ました。そして、これからはその"気付き“をどう広めていけるか考えようと思いました。

「日本のODA支援の役割と重要性を感じた」
(多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校 生徒)

 JICAタイ事務所を訪問し、これまでのタイ国内での活動実績を聞き、日本が多くの支援をしていたことを知り、驚きました。日本が窮地に陥った東日本大震災の際に、タイも含め、日本が支援した国々から人々が援助に駆け付けてくれたという事実を知り、感謝すると同時にODA支援の力を感じました。日本は今後も開発途上国に対する様々な支援を続けていくべきだと思いました。
 また、タイ人が日本文化に積極的に触れあおうとする姿が印象深かったです。異なる文化を持つ日本人に進んで声をかけ、話を聞こうとする積極性に驚きました。そして日本文化を学び、技術を習得し、タイ文化として向上させようとしている国だという印象を持ちました。