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春闘 りそな労組が大手銀行初のベア要求へ
2月25日 20時07分

春闘 りそな労組が大手銀行初のベア要求へ
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ことしの春闘で、銀行業界ではベースアップの要求を見送る動きが相次いでいますが、大手銀行では初めて「りそな銀行」の従業員らで作る労働組合が、経営側にベースアップを求める執行部案をまとめました。
関係者によりますと、金融大手の「りそなホールディングス」傘下の「りそな銀行」と「埼玉りそな銀行」の従業員で作る労働組合は、ことしの春闘で、基本給に当たる給与を0.5%引き上げるベースアップを経営側に求める執行部案をまとめました。
組合側は、生活必需品の物価が上昇傾向にあるなかで社員の生活水準の向上につなげたいとしていて、来月下旬にも正式な要求を経営側に提出することにしています。
「りそな銀行」と「埼玉りそな銀行」の従業員で作る労働組合のベースアップの要求は、公的資金の返済が終わった去年に続いて2年連続です。
また、ことしの春闘で大手銀行の労働組合がベースアップを要求するのは初めてです。
銀行業界では「みずほフィナンシャルグループ」と「三井住友銀行」の労働組合が、日銀のマイナス金利政策によって収益が悪化するおそれがあるなどとして、ベースアップの要求を見送る方針を固めています。

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