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沖縄「やんばる」地域 国立公園に指定へ2月27日 18時01分
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絶滅のおそれが高い、ヤンバルクイナなど、貴重な生き物が多く生息する沖縄県北部の「やんばる」地域について、環境省は新たに国立公園に指定し、自然環境の保護を強化する方針を固めました。
沖縄県北部の「やんばる」地域は、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、絶滅のおそれが高いヤンバルクイナやノグチゲラなど貴重な生き物が数多く生息しています。
これらの地域は、政府が早ければ再来年の世界自然遺産への登録を目指す「琉球諸島と奄美群島」に含まれており、環境省は登録を後押しするため、「やんばる」地域を新たに国立公園に指定し、自然保護を強化する方針を固めました。
具体的には、陸の1万3600ヘクタール余りと海のおよそ3700ヘクタールを国立公園に指定し、このうち陸の一部は、国立公園の中でも最も規制が厳しい、原則すべての動植物の採取が禁止される「特別保護地区」に指定するということです。
環境省は早ければ6月にも国立公園への指定を決める方針で、同じ「琉球諸島と奄美群島」に含まれる沖縄県の西表島の全域を今月、国立公園に拡大すると決めたことに続いて、世界自然遺産登録への弾みにしたい考えです。
これらの地域は、政府が早ければ再来年の世界自然遺産への登録を目指す「琉球諸島と奄美群島」に含まれており、環境省は登録を後押しするため、「やんばる」地域を新たに国立公園に指定し、自然保護を強化する方針を固めました。
具体的には、陸の1万3600ヘクタール余りと海のおよそ3700ヘクタールを国立公園に指定し、このうち陸の一部は、国立公園の中でも最も規制が厳しい、原則すべての動植物の採取が禁止される「特別保護地区」に指定するということです。
環境省は早ければ6月にも国立公園への指定を決める方針で、同じ「琉球諸島と奄美群島」に含まれる沖縄県の西表島の全域を今月、国立公園に拡大すると決めたことに続いて、世界自然遺産登録への弾みにしたい考えです。