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国連に日本人職員を 人事担当者がセミナー2月27日 21時54分
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国連で働く日本人職員の数を増やそうというセミナーが都内で開かれ、国連の人事担当者は日本人が増えれば国連組織の強さにつながるとして、積極的な参加を呼びかけました。
このセミナーは外務省が、国連平和維持活動の後方支援にあたるフィールド支援局で人事を担当するアンソニー・ダンカー次長を講師に招いて初めて開いたもので、NGOやボランティアなどから国連職員を目指しているおよそ20人が参加しました。
ダンカー次長は、平和維持活動などには167か国から参加していて、ほとんどが英語を母国語としていないと紹介したうえで、履歴書の作成や面接では自分の経験に基づいて具体的に記述することや、チームワークでうまくいった経験をさまざまな角度から話せるよう、面接の練習を重ねておくことが重要だと説明しました。
日本が国連に拠出する分担金はアメリカに次いで2番目ですが、国連の本部と各機関で働いている日本人は790人と、全体の2.5%程度にとどまっていることなどから、日本からの職員を増やす必要性が指摘されています。参加した40代の男性は「具体的にどのように履歴書を書けばよいのか分かり、非常に有益でした」と話していました。
ダンカー次長は「日本人が増えれば多様性が確保され、国連の組織として強さにつながる。日本人には技術分野で期待している」と話していました。
ダンカー次長は、平和維持活動などには167か国から参加していて、ほとんどが英語を母国語としていないと紹介したうえで、履歴書の作成や面接では自分の経験に基づいて具体的に記述することや、チームワークでうまくいった経験をさまざまな角度から話せるよう、面接の練習を重ねておくことが重要だと説明しました。
日本が国連に拠出する分担金はアメリカに次いで2番目ですが、国連の本部と各機関で働いている日本人は790人と、全体の2.5%程度にとどまっていることなどから、日本からの職員を増やす必要性が指摘されています。参加した40代の男性は「具体的にどのように履歴書を書けばよいのか分かり、非常に有益でした」と話していました。
ダンカー次長は「日本人が増えれば多様性が確保され、国連の組織として強さにつながる。日本人には技術分野で期待している」と話していました。