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「中国は南シナ海軍事化」ベトナムが強い懸念
2月25日 20時11分

「中国は南シナ海軍事化」ベトナムが強い懸念
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中国が、各国が領有権を主張する南シナ海の島に新たなレーダー施設の建設を進めるなど軍事的な動きを活発化させていることについて、ベトナム政府は25日、「中国は南シナ海の軍事化を推し進め、地域の平和と安定を脅かしている」として強い懸念を示しました。
中国は、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島に造成している人工島で新たにレーダー施設の建設を進めるなど、軍事的な動きを活発化させています。
これについて、ベトナム外務省のレ・ハイ・ビン報道官は25日の定例記者会見で、「国際社会の反対にもかかわらず、中国は依然としてベトナムの主権を侵害するとともに南シナ海の軍事化を推し進め、地域の平和と安定を脅かしている」と述べ、強い懸念を示しました。
そのうえで、「地域の平和と安定を維持するために、ベトナムは中国に対して責任ある行動を求める」と述べ、海洋進出の動きを続ける中国をけん制しました。
一方でビン報道官は、26日からラオスで開かれるASEAN=東南アジア諸国連合の外相会議で、この問題が主要な議題の1つになるという見通しを示しました。

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