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イラク 爆弾テロで38人死亡 ISが犯行声明
2月29日 4時15分

イラクの首都バグダッドの、イスラム教シーア派の住民が多く暮らす地区で、爆弾テロが起きて、少なくとも38人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートが犯行を認めました。
イラクの首都バグダッドの北東部にある、イスラム教シーア派の住民が多く暮らすサドルシティーで28日、2度にわたって大きな爆発がありました。
イラク保健省によりますと、この爆発でこれまでに少なくとも38人が死亡、80人以上がけがをしたということです。
現場は商店が建ち並ぶ場所で、オートバイに積まれた爆弾が爆発した直後に、近くにいた人たちが集まってきたところ、何者かが身に着けていた爆弾を爆発させたということです。
この爆発について、過激派組織ISが、シーア派住民を狙ったとして犯行を認める声明をインターネット上に出しました。
また、バグダッドの近郊では、治安部隊の陣地を攻撃したISの戦闘員たちに治安部隊が応戦し、双方に多数の死傷者が出ているもようです。
イラクの治安部隊は、去年12月に西部アンバール県の中心都市ラマディをISから奪還したあとも、各地で軍事作戦を進めていますが、ISは戦闘地域でも自爆攻撃を繰り返すなどして抵抗しており、一進一退の攻防が続いています。

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