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おいしいものを作るところ。

フランス留学中の学生です!好きなものは普通の大学生が好きそうなものです!

旅行中に「あれ、わたしって留学生失格?笑」と思った話。

わたしの話。 旅行の話。 留学の話。

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こんにちは。

おはようございます。

 

ベルギーからフランスへ帰宅中のあわだてです。

 

ベルギーでの号泣の件がまだ若干、尾を引っ張っています(笑)

batteur24.hatenablog.com

 

他の国よりもベルギーが「苦手な国・よくない思い出がある国」

となっていてすごく残念…

自分が招いたことなんですが、「……怖い」しか出てきません。

もっと危ないところはあるんでしょうけども…

 

でも、ベルギーワッフルもムール貝も絶品でした(笑)

(わたし的)ベルギーのイメージアップのため、素敵な思い出も残しておこうと思います!が、その前にちょっとあまりよくはない思い出を先に吐き出しておこうと思います。

 

 

ということで、わたしは直接見たわけではないのですが、

ベルギー旅行2日のホテルへと帰る道でことは起きました。

 

まあまあ、ほかの国に比べてもベルギーは治安がよいとは言えないみたいです。

でもおいしい国なので、行かれる場合はお気をつけてくださいね!

 

ただ、北駅周辺のその夜の暗さはわたしが号泣しちゃうくらいには電灯が少なく、人気の少ない場所でした...

 

 

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ホテル最寄駅について、電車から降りたのが、午後20時くらいのことでした。

わたしたちはムール貝を初めて味わって、ベルギーすごーいーいーいっ!」となり、電車に乗って帰ってきたところでした。

 

電車から降り、ホテルに向かって歩き出すと、

電車に乗っている乗客が窓ガラスに「ゴン」と拳を当てて、音を立てました。

 

わたしには音しか聞こえず、その乗客が何をしたのかみていないのですが、

友達曰く「死ね」のような意味で、ジェスチャーで示してきたそうです。

 

死ね、というよりは、出て行け、のほうがニュアンスが強かったのかもしれません。

 

その乗客の顔は笑っていて、おもしろくない冗談のつもりで、からかうつもりでやったようでした。(友達曰く)

 

 

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友達は一瞬、やりかえしてやろうかとムカついたけど、そのままスルーしたそうです。

そして、かわいそうな人たちだなと思った、といっていました。

 

その話を聞いて、もちろん友達だけではなく、わたしにも向けられていたわけであるのですが、わたしはびっくりするほど何も感じませんでした。

 

怒りも、恐怖も、嫌悪も特になにも。

多少の嫌悪はありますが、「ふーん、そうかー」という気持ちでした。

 

以前も、わたしもフランス語で「中国人のくせにっ!へっ!」みたいなことを言われたことがありました。

(これは募金の詐欺をしてきた相手に言われました。その時は中国人と間違えられてたようです。)

 

その時も今回も、「あー、そうかー、そうかー…」としか思えなかった。

 

 

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普通なら、嫌悪も、怒りも含めて、

「あーもうなんなの!最悪じゃん!なにも知らないくせにさ!頭が悪いんじゃないの!!」とか、思う人は思うんじゃないかなと。

 

でも、そういう感情がほとんど出てきませんでした。

 

なんでだろう...自分でもよくわかりません(笑)

 

その話を聞いても、実際に自分がそういう状況にあったときも、

一種の諦めがどこかにあった気がします。

 

文化も宗教も、送ってきた人生も全く違うわけで、そりゃ、日本にも海外から来る人たちをあまりよく思わない人もいるんだし、そういう人がこのフランスやベルギーにいても全然おかしくない。

 

いろんな考えの人がいることはわかるのですが、その上で、分かり合える人とそれができない人って絶対いるとっています。

 

だって、例えば「卵焼きは甘い方かしょっぱい方か」で論争が起きるくらいなので、そりゃ、大きなものともなればたくさんあるでしょう、みたいな(笑)

例えがちょっと変ですけど(笑)ちなみにわたしは、ほんだし派です(笑)

 

相手の国籍も、性別も関係なく、分かり合える、分かり合えない、はあると思います。

だから、ああいうことを言ってくる人って、「わたしが絶対に分かり合えない難しい人」って思ってしまいます。

 

そういう人と関係を築きたいとも思えないし、築くこともできない、と思うと、

「あー、そうかー、そうかー…」としか、思えないんです。

 

それにもっというと、そういうのにいちいち反応できるほど、頭の回転も瞬発力もわたしは速くない(笑)

 

たぶん、小学校の時から男の子にちょっかいだされてもどう反応したらいいのかわからなかったのと、わかったとしてもそれをすぐするのにもいろいろ考えてしまって、結局、ほぼ無言でスルーしてしまう、というスタイルでした(笑)

 

よって、わたしは、そういうことを言われても、特になにも感じない、というか、感じる前にことが終わっていた、ことに慣れていて、今では特になにも感じないようになっているのかもしれないです。

 

そして、ほかにも一種の諦めがあるようです。

 

 

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いろいろ考えて、気付いたのですが、

こういう上記のことを思ってしまうわたしって、留学生失格でしょうか?(笑)

 

こういう話って、留学生ができる特権として、よくいう「異文化交流」ですよね?

もちろん、それだけじゃないってことはわかっていますが。

 

ですが、そういう人たちに対して、わたしは「わたしが絶対に分かり合えない難しい人」と思っているわけで、自分から異文化への交流を捨ててしまっています。

 

 

自分から喧嘩を売られて、海外で買っちゃう度胸もないですが…

ただ、わたしには、全く考えのあわない人とようやく理解できた!という留学生サクセスストーリーは無理な気がします(笑)

 

別に喧嘩を売られてそれを買わないと、異文化交流ができないわけではないですが、

そんな考えもあるのねーで、終わらせてしまっています。

 

これでいんでしょうか?(笑)

 

留学残り数ヶ月になって、悩みが1つ増えちゃいました(笑)

 

 

ということで、みなさんはどう思われますか??と、聞くにはあまりにも論理的でない文章になっていますが(笑)

まだまだこの件については、自分でもっとじっくり考えてみたいと思います。

 

 

(2355字)