そちらもご参照下さい
※解説が長いので型サンプルだけ見たい方は一番下までシークして下さい
トゲキッス
妖/飛
抜群 でんき/こおり/いわ/どく/はがね
1/2 くさ/あく
1/4 むし/かくとう
無効 じめん/ドラゴン
H85 A50 B95 C120 D115 S80
今作フェアリータイプが追加されたことで役割範囲の変化が著しいポケモン
このポケモンが持ちたい役割としての第一事項はなんと言っても
地面ドラゴン無効の耐性に着目したガブ潰しだと思います
今回の調整目的は、汎用性を極力落とさずガブリアスを後出しから安定して狩ることです
自分の調整もここからスタート
今の環境下のガブは
逆鱗等龍技、地震とアイヘ、毒突き、剣舞、少数派で身代わりやエッジ
という構成がメジャーと思います
この構成のガブに対して安定して後出しから狩れるキッスを模索します
ガブを後出しから狩る為の案としてはまずシンプルに
①スカーフでSで抜いて交代出しで一発受けてから上からガブを叩く
②Sで抜かず交代出しで一発、次のターン先制され二発受けてからガブを叩く
の二つがあると思います
①を実現するにはS実値を最低114にすればスカーフで抜けます
努力値でいうと補正無しで108振りです
残りを火力と耐久にまわせると考えるならば汎用性は高そうなのですが、
ここで問題となったのが火力
補正有り極振りキッスのマジカルシャインまたはめざ氷
→無補正無振りガブ
割合89.6%~106%
低乱数1発 (31.3%)
落としきれてねえじゃん!
ということで、あくまで単体でガブ対策の駒として運用する為にスカーフは断念
②の実現の為にはまず毒突きアイヘの対フェアリー威力80技を二耐えできれば
もし交代読みで抜群取られても安定はしそうということで
汎用性を落とさない為にH244(16n-1最大値)でそのラインまでBを振りますと
H244、B180で
割合41.6%~50%
超低乱数2発 (0.39%)
となり、最大乱数2回引きしなければ耐えるようになります
この時の余り努力値は86(実質84)です
他にも副産物として
メガハッサムの補正有り極振りバレパン
割合57.2%~68.7%
確定2発(B0だとステロ込み中乱数1発)
ファイアローの補正有り極振りブレバ
割合38%~45.3%
確定3発
メガガルーラの補正無し極振り猫騙し+恩返し
割合23.9%~28.5%+58.2%~69.2%
確定耐え
等の恩恵が得られます
ただここまで耐久に振りますと、
補正有りで残りの84振っても達人の帯やプレート等の
1.2倍系アイテムでは下のように無振りガブリアスを倒しきれなくなります
割合92.8%~111.4%
中乱数1発 (56.3%)
珠ですとちょうど確定一発が取れるようになります
割合: 102.1%~120.7%
回数: 確定1発
が、仮に二発受けた場合はもちろん共倒れなので却下したいところ
ああジュエルが恋しい…
なので自分はガブがキッスに対して持つ有効打が全て抜群技であることに着目し、
弱点保険による運用をしています
最低限のCは補正で確保し、余りの努力値をBCDに振ったときに
明確な確定数変化が無かったので自分はSに全て振っています
このことで現環境に多いS無振りor微調整耐久ロトムに先行がとりやすくなります
実際に、ガブへの役割遂行の後で処理に出てきたロトムを抜いて羽休め連打からの反撃
という状況が何度かありました
また、役割対象のS無or微振り80族(主にフシギバナ)への遂行も安定します
この調整で対ガブ性能は申し分ないですが、剣舞→アイへのときの怯みが唯一怖いですね
不安であれば少しダメを入れれば上から倒せる控えめスカーフでの運用もいいかもしれません
さて今回のキッスの技構成ですが
メインウエポン且つ遂行技のエアスラ、マジカルシャインを確定で
大文字or火炎放射、波動弾、羽休め、電磁波、アンコール、あくびから選択
といった形でしょうか
自分はエアスラ、マジカルシャイン、火炎放射、羽休めの構成で使っています
こちらのロトムを受けようとするポケにボルチェンからの交代や
龍を受けて潰しをかける立ち回りが非常にしやすいです
まとめ
今回の型サンプル
トゲキッス控えめ@弱点保険
努力値 H244 B180 S84
技構成 エアスラッシュ マジカルシャイン 火炎放射 羽休め
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