【シングル】XYユキトドについて真面目に語る(シングルFESTA使用構築)
質問とかはTwitter@drillTQまで散々ボロクソ言っていましたが今回は真面目に語ります。
レート2000達成し、オフの成績も5-4と限界を感じたのでこの形のユキトドはもう使わない予定です。
パーティの個別解説
ユキノオー@ナイト 意地
N 191-158-96-*-106-86
M 191-201-126-*-126-56
ウッドハンマー 氷の礫 地震 身代わり
パーティの要、今回の構築唯一のメガ枠です。
・技構成について
ニンフィアやサーナイトを殴るにはメインは物理以外あり得ない。メガ進化後は低速化するので氷技も礫で確定。
身代わりは対ギャラやハチマキ以外のガブ等意外と貼れる対面が多く、バシャーモ、ギルガルド、ヒードラン等ユキノオーメタが投げられやすいので個人的には必須技、めざパ分からないニンフィア相手への様子見やクレッフィグライ崩しとしても一応使える。
後一枠には吹雪を入れている人が多いが、折角の身代わりのアドを活かしたいので地震か岩雪崩が欲しい、岩雪崩よりは地震の方が活きる局面が多いので地震を採用している。ちなみにレートでゲンガー対面でメガ読み地震5回ほど決めて霰込みで葬った()。
・努力値について
礫で可能な限りガブを倒したいので攻撃にできる限り振る。
Sについても両刀でないならある程度振りたい。
理由としては、身代わりから入る場合メガ後ソーナンスを念のため抜きたい、メガ前にニンフィア対策であるなら抜いておきたい、耐久バンギを抜きたい等。
環境にギャラドスが増えており、ガブリアスも減る気配がないこともあってかなり頼もしいポケモンだった。
扱い辛いと言われることも多いが、取り巻きと構成、メガ進化するタイミングに注意すれば文句なしで壊れスペックのあるポケモンであると感じた。
トドゼルガ@チョッキ 図太い
217-*-136-115-130-85 アイスボディ
波乗り 氷の息吹 岩石封じ 絶対零度
ユキトドのトドゼルガですが今回は無理矢理役割を持たせるためにチョッキ持ちにしました。
XYでトドゼルガの取り得る型についてはあまりパターンは多くなく、安定性のみならチョッキが最も優れていると思う。
構成はアローを倒すために波乗り、瞑想身代わりによる起点回避の氷の息吹、とりあえずの零度、起点回避の封じで確定。
前歯の非採用については既に一度言った通り、前歯で削ってもフィニッシュ枠がいないので必要ない。
チョッキ込みとはいえ耐久は信用できず、火力も足らないので強いポケモンとは間違っても言えない。チョッキが一番強い型であると同時に、チョッキであればラプラスを差し置いて採用する理由が持てないのが最大のジレンマ。
クレセリア@ゴツメ 図太い
223-*-180-107-151-105
サイコキネシス 冷凍ビーム 電磁波 月の光
ユキトドのならびをXYで組むと消去法で採用せざるを得ない枠。
格闘の一貫のケア、グロパン積んだガルーラや舞ったバシャーモを無理矢理止めるなどはこのポケモンでなければ不可能である。
トドゼルガを諦めるならわりと自由度がある枠に変わるのでトドゼルガ抜きで参考にする場合はここも変更を推奨する。
ヒードラン@残飯 臆病
193-*-127-151-131-141
マグマストーム 大地の力 どくどく 身代わり
鋼を抑える枠、無限トドが健在ならばハッサムやギルガルドも恐れる必要はないがそうではないので仕方ない。
持ち物は場持ちを良くするために残飯、立ち回りの補助として身代わり。
相手のヒードランが凄まじく辛いのでサブウェポンは大地、クレセやポリ2メタで毒、アローにもたまに撃つ。
今回ヒードランのKPも低めで、ドランを出しにくい構築が多かった。
サンダー相手にマグスト三連外し決めた大戦犯、噴煙使いたい病が再発。
トゲキッス@オボン 図太い
191-146-141-142-108
マジカルシャイン エアスラッシュ 大文字 電磁波
補完枠その1、龍地面技を止めつつ色々と誤魔化す枠。この構築では数少ない初手適正持ちのポケモンでもある。
電磁波を無効化する電気タイプにはユキノオーとドサイドンで睨みを利かせ、このポケモンで思う存分クソゲーしていく。
予選でメガリザYの控えめオバヒで消し飛びましたが後で調べたらやや不利な中乱数でした、特殊耐久にも少し回しているので臆病オバヒなら余裕で耐えます。
このポケモンがKP1なのは謎、減りすぎやろw
ドサイドン@保険 意地
221-190-168-*-76-62
地震 ロックブラスト アームハンマー 剣の舞
バンギアロー絶対潰すマン。
当初はガブだったが、メガバンギやめざ氷バシャーモには上とられると死ぬのでこちらに。
有利なポケモンに対して徹底的に強いだけでなく、バシャーモやガルーラにも対面で負けないのが偉い。
ライコウ入りが増えているのを考慮して剣の舞を採用し、次のポケモンの起点を防ぐことができるようにした。
このポケモンもKP1だったが、化身ボルトの増加やKP上位に有利なポケモンが多いことを考慮すればもっと増えてもおかしくない。実際むっちゃ強かった。
アムハンは耐久振りガルーラを考慮して採用した、オフでは風船ドリを叩き潰した。
構築の完成経緯
まず最初に確定したのはトドゼルガの持ち物。
トドゼルガの持ち物の候補としてはオボン、残飯、ねむカゴ、チョッキ等だが、トドゼルガ自体のスペックの低さ、タイプの役割の持ちにくさからチョッキを選んだ。他の持ち物はできる限り空けておきたいということもある。
次にユキノオーの型。以前ノオー入りを少し回したがメガシンカしないユキノオーは種族値が低く、襷を持ってもあっさり殴り負けることが多かったのでメガシンカすることにした。全体的に低速にならざるを得ない構築なので、数値の低いポケモンを入れると他の負担が重くなるということを考えるとメガユキノオーで正解であると思う。
ここまででメガガルーラとバシャーモが死ぬほど重いのでクレセリアが入ってくる、更にギルガルド、ハッサム、ファイアロー、ヒードラン、ヘラクロスに強く、クレセと補完のできるヒードランも確定、守りを主体とするユキトドならばこの四枠に関しては動かしようがないと思う。
さて、問題となるのは残りの2枠。
まず第一の問題はこの並びには先発で出しやすいポケモンが居ないということである。
そこで、とりあえず初手に投げやすいポケモンとしてトゲキッスをチョイスした。
メガリザYのオーバーヒート、メガガルーラの猫捨て身を耐え、ガブリアスに強くゲンガーに対しても麻痺を入れて処理できる。
一貫している悪タイプを半減し、メガバシャーモの飛び膝+フレドラを耐えるので対バシャーモの誤魔化しにもなる点も構築の穴を埋められている。
最後に確定したのはドサイドン、全体的に重いバンギ、ライボ、サンダー対策を一任し、クレセを出さずにガルーラとバシャーモを対面で処理できる枠になれるのはこのポケモンだけである。
バンギアローを一匹で叩き潰したいので拘りはできない、ガルーラの迅速な処理のために火力は上げたい、そうなると持ち物は弱点保険しかない、よって保険持ち。
使用した上での感想
チョッキトドゼルガ
チョッキのおかげで確かに色々耐えるのだが、こいつの火力の無さが全てを台無しにしている。
フリーズドライ、ハイドロポンプ、氷の礫を使えるラプラスと比べると、Cが多少高くても無意味なくらい殴り勝てない。
ニンフィア対面でも零度の試行回数は三回程度で、信用できるわけではない。
チョッキ持ってるくせにゲンガーに殴り負けるのは正真正銘のゴミ、穏やかにしろよと言われそうだが物理耐久振らないとアローに後出せないので更に役割が消失する。
強かった並び
基本的にこの三匹でサイクル回してるのが一番強かった。
ノオードランはバトレボ時代に愛用していて、あの頃の強さを6世代で体感でき感慨深い。
ドサイドンもサイクルにおいて文句なしで強く、ノオーによる水の牽制が活きた。
この三匹は強いので、後はトドゼルガ等という縛りプレイをやめて三匹追加すれば間違いなく強い構築になると思う。
おまけ:トドゼルガがあまりにも弱いので考えた(上手くいけば)強そうなトド
トドゼルガ@カムラ
陽気AS
滝登り 地震or岩雪崩 身代わり 腹太鼓
XYで腹太鼓習得、多分これが一番強いトドゼルガだと思います。カムラ発動してもメガゲンガー抜けない?知らんな。
最後になりますが、シングルフェスタに参加した皆さん、運営してくださった主催者の方々、本当にお疲れ様でした。
そしてユキトド、散々馬鹿にはしてたけど使ってて面白かった、永続天候復活するまでおやすみなさい、君の思い出は永遠に残り続ける。(いい話風に締めておわり)
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カテゴリ : シングル構築
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