韓国公正取引委員会は24日、米ゼネラル・モーターズ(GM)の自動車モーター入札で談合を行っていたとして、日本のデンソーと三菱電機に是正命令を出し、課徴金11億4000万ウォン(約1億380万円)の支払いを命じたと発表した。
両社は2008年にGMが行った自動車用スターターの国際入札に参加した際、相互に落札に便宜を図った疑い。
両社は関係者が08年7月、東京の三菱電機本社で会い、スターターのモデル別に落札予定者を決めていた。
談合では、デンソーがスパークなどの軽自動車に使用されるB-DOHCエンジン、三菱電機がクルーズ、オーランドなど中型車に使用されるFAMZエンジンスターターを受注することを申し合わせていた。