「Kビューティー、中東でも成功の可能性高く」

「Kビューティー、中東でも成功の可能性高く」

2016年02月25日15時03分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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ファロウク・シャミ(73)会長
  「韓国美容(Kビューティー)は相当高い水準だ。Kビューティーがわが祖国パレスチナを教育して富と幸福をつくり出すのに役立ってくれるよう切に望む」

  米国の美容企業ファロウク・システム(Farouk Systems)を率いるファロウク・シャミ(73)会長の祖国愛は格別だ。彼は25歳のときにわずかなお金71ドルを手に渡米し、アラブ人という理由であらゆる差別を耐え抜いて屈指の事業体をつくり出した。

  テキサスのヒューストンに本部を置くファロウク・システムは社員2000人余りが先端毛髪用製品を生産して120カ国に輸出する米国美容産業のトップランナーだ。

  彼はエルサレムのアル・クドゥス大学のバディ・タハ研究革新担当副総長と共に23日ソウル貞陵洞(チョンヌンドン)の西京(ソギョン)大学を訪問した。この日2つの大学は美容教育交流のための了解覚書を結んだ。

  --いつ韓国の美容技術を知るようになったのか。

  「韓国のパートナー会社を通じて数年前に西京大を訪れて直接目で確認した。今は大多数の米国美容専門企業も韓国の美容技術の水準を知っている。韓国はシルクテラピーのような毛髪あるいはスキン用の製品で先んじている。革新を先導する企業が多い」

  --アル・クドゥスに西京大を紹介した理由は。

  「西京大は珍しく美容芸術分野で4年制の学位を与える韓国の大学だ。アル・クドゥス大はエルサレムで唯一のパレスチナを代表する大学だ。パレスチナの失業率は50%に迫っている。韓国の美容教育がパレスチナに働く機会・金を稼ぐ機会を与えることを望む。西京大の支援でアル・クドゥス大は美容芸術学科を開設する予定だ。このようになれば韓国の美容産業が中東に進出する足がかりも自然に用意されるだろう」

  --韓国の美容産業を展望してほしい。

  「韓国の美容産業は年10%ずつ成長している。米国は3.9%、英国は2%に過ぎない。製品の革新と高い需要が原動力だ。Kビューティーはこれを基に中東でも成功できるとみている。中東はすでに『大長今(テジャングム、宮廷女官チャングムの誓い)』など韓流ドラマを通じて韓国文化やファッションになじんでいる状態だ」
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